榊原英資の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(榊原英資君) 確かに、おっしゃるように、日本企業が中国に大量に進出している割には日中関係、政治的に余り、時々ぎくしゃくするということが起こるようでございますけれども、これは中国共産党の政策からいって、なかなか中国と日本がうまく折り合いを付けるというのは難しいかもしれませんけれども、ただ、やっぱり中国のトップも、日本企業が大量に進出して、それが中国のプラスになっているんだということは分かっていると思うんですね。ですから、経済的な依存関係の深さというものを両方で認識して、認識はあると思うんですね、それで日中関係を更に改善するという努力を日本側もするべきだと思います。
 その際、もちろん日米関係というのが一つのバランスを取るファクターになるんですけど、私が今後重要だと考えているのは、日本とインドの関係ですね。日印関係を深化して、それで日中関係とのバランスを取るということが非常に重要だと思います。
 先ほど申し上げましたように、インドの対日感情というのは非常にいいですから、そういう意味で、それからまた、インドはGDPではまだまだ中国より低いですけど、これから最も成長が高い、恐らく大国の一つになると思いますから、日印関係をどんどん深化させることによって日中関係とのバランスを取るというのが非常に重要だと思いますから、日中、日韓、あるいは日印ということで、今後やっぱり日本のアジア外交というのは極めて重要になっていくと思いますね。もちろん、アメリカが重要でないということではございませんけれども、今後、アジア外交をどう展開していくか、対中、対韓、あるいは対インドというのをどう展開していくかということを十分考えなきゃいけない時期に入ってきているんだろうというふうに思います。

発言情報

speech_id: 119314305X00120170208_064

発言者: 榊原英資

speaker_id: 20726

日付: 2017-02-08

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会