小野田紀美の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○小野田紀美君 貴重なお話、先生方ありがとうございました。いろいろ本当に伺いたいことはあるんですけれども、対外発信力の強化について、特に藤崎先生、河東先生、両名ともおっしゃってくださった文化外交についてお伺いしたいなと思います。
海外で日本のイメージを調査したときに、いいイメージを持っていますよという方が例えば五〇%いらっしゃったら、その方たちに、そのきっかけは、じゃ何なんですかという調査を今されているのかどうかというのが、ちょっと私、手元に資料がないんですが、それが例えばODAがきっかけだったり留学生との交流だったりあると思うんですが、その一つにやはり先生方おっしゃったサブカルチャー、アニメ、漫画、ゲームというところがあると思っておりまして、もしそれが多数であれば、多数の意見のことに集中して発信をすればやっぱりコスパがいい発信ができるのではないかなと考えたときに、済みません、私出身がゲーム業界なのでそういうところをちょっと掘り下げてお伺いしたいんですけれども、サブカルを利用したイメージ戦略というのは図らずとも今成功しているなというふうに思うところもありまして、日本語を学びに来た日本語学校の子とか留学生の子たちに、どうして日本が好きになって何で日本語を学ぼうと思ったのと言ったときに、結構若い人たちは漫画が、アニメがきっかけなんですよという方がかなり多いというふうに聞いております。
じゃ、ここをどう発信として広げていくのかというふうに考えたときに、すごく難しいなと思うのが、他国のことをちょっとおいておきますと、日本のこのサブカルチャーというのは、国策としてお金を投じて広げようと思って文化が広がっていったものではなくて、本当に、先生が民間に任せた方がいいと先ほどおっしゃったように、民間がつくってきたものを世界が見付けてああ面白いなとか、例えば昔安く売られた「ドラえもん」が世界各国で流れていることがきっかけで広がっていったとか、そういった民間の力の中で進んでいったことであると。
なので、クールジャパンというふうに政府ががっと行くよりは民間の力を活用した方がいいんじゃないかという御意見もすごく分かるところなんですけれども、ただ、今サブカル業界というのが、結構財政的にも人材的にも火の車になっているところがありまして、外に出ていく輸出支援というのが必要とさっき先生おっしゃってくださいましたが、それと同時に、やはり業界を民間の力で頑張ってもらえるようなサポートも必要になってくるんじゃないかなと思っているんですけれども。
この文化交流を含めた文化外交について、例えば、今、日本が輸出のサポートをとすると、経産省がやっているJ―LOPで、日本のアニメを外に出すときにローカライズ、翻訳をすることのお手伝いの補助金が出ますよとか、そういったいろいろな試みがあるんですが、世界同時配信を今求めている中で、遅いものになかなか若者が、海外の人が飛び付いてくれないとなったから、そこもちょっと新しいやり方を考えなきゃいけないだろうとか、今いろいろ議論がある中で、どういうふうな進出の仕方が、実際海外を御覧になってきて、日本の文化をこういうふうにくすぐってくれたら民間の進出が成功するんじゃないかなとか、こういう出し方をしたらもっといいのになという先生方の御意見であるとか、また、その輸出のサポート、出していくサポートというものを国がやるとしたらば、J―LOPとかそういったもの以外にどういうサポートをしていくのが一番コスパ良く効果的なのかと、その辺りを藤崎先生と河東先生、両名にお伺いできたら有り難いなと思います。