藤崎一郎の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(藤崎一郎君) ありがとうございます。
 今の小野田委員の御質問でございますが、アメリカにおりまして、八割のアメリカ人が日本を好きだということを言っておりますが、日本のイメージというのは、さっき河東参考人も申しましたけれども、私は簡単に言うとアカセキレイと言っておりますが、安全、確実、清潔、規律、礼節、これを縮めましてアカセキレイと、私の造語でございますが、このイメージがやっぱりほかの国には全然ない。アジアのほかの国とは全く違うこのイメージを、うまくやっぱり、それは日本のインフラなんかの力も非常にあるんじゃないかなと思います。
 先ほど河東参考人も申したのと私は同意見でございますが、実は日本人も見ない文化を一生懸命持っていって非常に古い古典のものを見たって、それはみんなが、これはお世辞ですばらしいと言ってくれるんですけど、本当にそう思っただろうかというと、短くちょんちょんちょんと例えば十分ずつ区切ればあれですけれども、二時間も本当に喜んで見るだろうかというと、私も見ないのに見るはずがないと思っておりますから。そこら辺のところを考えると、やはり若い方に受けるものを持っていく、映画でありゲームであり、あるいは、もしそういうものを、文化であれば、短くまとめたものを新しくこしらえて持っていくという、古いものでも結構でございますが、そういう工夫が必要ではないだろうかと。
 したがって、国際交流基金とかそういうところに出していくときに考えておられるかどうか存じませんが、有名な方のを持っていくということではないんだろうなというのは私も同意見でございます。
 日本語について一つ申しますと、私は向こうでちょっと見ておりまして、たくさん日本語の先生がいらっしゃるんですけれども、非常に昔風な教育を受けて、日本語の文法を一生懸命教えようとすると。何とかにとか、何とかへとか、のとか、そんなもの要らないよと。日本語が好きになってもらう、日本がまず好きになってもらうこと。それから、日本語を学んでみようというときに、文法からではないでしょう、会話でしょうと。お話ができるようになる。敬語が重要ですとか文法が重要ですということを日本語の先生が一生懸命言って、自分はいかに難しいことを教えているかということで満足感に浸りますと、みんな中国語に行っちゃうんですね。
 ですから、そこら辺のところを考えを改めていただいて、私が一番いいのは、日本からお子さんを育て終わったお母様とかシルバーの方、男女問わずそういう方々が一定期間研修受けて外国に行って日本語を教えると。そのときに、そういう新しい楽しい教材をもって教えるというようなことに少し発想転換をしていくべきではないかと思っております。
 ちょっと長くなりましたが、以上でございます。

発言情報

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発言者: 藤崎一郎

speaker_id: 31024

日付: 2017-02-15

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会