河東哲夫の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(河東哲夫君) おっしゃられたとおり、各国での日本文化に対する関心というのは対象が様々だと思うんですよね。
 必ずしもサブカルには限られないところがあって、例えばロシアに行きますと、ロシアの、まあ割と五十歳以上ぐらいの人たちは、日本の伝統文化に大変な憧れとそれから高級イメージ持っているものですから、能か何かを見せますと、まあ分からないところがいいもんだと思い込んじゃって非常に感心しているわけですよね。ですから、ここら辺は必要だと思います。
 それから、途上国に行きますと、日本のイメージというのはやっぱり日本のODAによってつくられるところがあるんで、特に草の根無償みたいなもので地方の学校みたいなものを修理しますと、物すごくイメージが上がるんですよね。そういうのがございます。
 それからサブカルチャー、これは本当に青年を中心にして物すごい伝播力を持っているんだと思います。これはもう世界中どこでもそうだと思うわけです。ただ、韓国とかそれからフランスはそういった文化に政府が積極的に関与してお金を出しますけれども、それは日本でも必要だと思いますけれども、やっぱりその内容に干渉するようなことは絶対避けるべきだと思うんで、横から輸出を助けるような体制をつくるべきだと思います。
 そのときに必要なものは、おっしゃられたように、日本側の会社であるとか法人が、やっぱり海外と折衝する時間とそれから語学力がないものですから、足りないものですから、そこで幾ら外国から引き合いを送っても日本からは何の応答もないというのは有名な話なんですよね。ですから、そういったことを集中的に引き受けるようなオフィスみたいなものがあることが必要だろうと思います。そういったものができれば、それはその引き合い、それから売り込みを処理しますし、それから、著作権の処理が非常に面倒くさい問題になります。それから、できれば字幕ですかね、そういったものが必要だろうと思います。ただ、問題は、それをどこの省が管轄するかというところで必ずつまずきの石があるんだろうと思いますね。
 以上です。

発言情報

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発言者: 河東哲夫

speaker_id: 19546

日付: 2017-02-15

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会