藤崎一郎の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(藤崎一郎君) 余り適当な表現ではないかもしれないんですが、私、アメリカにおりましてアメリカ人の国連軽視ということを非常に感じましたので、さっきの、参考人のおっしゃった国連好きであるというのとはちょっと違うかなという感じを持っております。
 私は、選挙の際に、一般に政治家の方が三つのことに反対するとこれはいい政治家だというイメージを田舎では与えると。その三つというのは何かというと、リベラル、国連、ワシントンでございます。リベラルというのは放漫財政を意味します。別に民主主義という意味ではございません。国連、アメリカの上位に立つ者。そしてワシントン、自分たちと関わりなく意思決定をするところと。
 これに対抗するのはいいやつだということで、トランプさんというのはまさにそれで当選したと思いますが、実は、今のトランプさんの外交を見ておりますと、一つの中国につきましてもパレスチナの入植につきましても日米安保についても戻ってきておりますし、必ずしも国連を本当に軽視してずっといくのか、それが得策であるかどうかという判断は出てこないかもしれないなと、大変有能な方を国連大使にも任命しておりますし、そういうふうにまず思っております。
 それから、国連外交ということなんでございますが、国連外交というのは、一言で申しますと、別に別な外交があるわけじゃなくて、多数派工作でございます。したがって、二国間外交の積み重ね、できるだけたくさんの人を味方に付けて、日本が出す北朝鮮非難決議、できるだけ票数が減らないようにする、多くの国が日本をサポートしてくれるように持っていくという場でございます。さっき枠組みとおっしゃった、そのとおりでございますので、この枠組みをできるだけ有効に使うためには、二国間を使いながらこれを持っていくということではないかなと思います。
 今日は、ちょっと私的でございますが、こういう場で元一緒に同僚として働かせていただきました高瀬先生に御質問を受けることができて、大変光栄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 藤崎一郎

speaker_id: 31024

日付: 2017-02-15

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会