藤崎一郎の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(藤崎一郎君) 一つは、これは先ほど川端参考人もおっしゃっていた緒方さんと話をしましたときに、日本は発信が下手だというけど自分はそう思わない、むしろ日本人は聞き下手だということをおっしゃいまして、私も実は同感な面がございます。
 何かと申しますと、一定の固定観念がございまして、スリープ、スマイル、サイレントか何かというようなことで、国際会議で日本の発言力は非常に低いということが言われておりまして、これは何十年か前かのあれが残っておりますが、そういう面もないではないかもしれないけれども、もう随分違ってきている。むしろ、それを払拭するために自分の立場をすごく言おうということになっておりますが、まずはどの人間関係でも相手に関心を持つことによって発信できると。歴史認識もそうなのでございますが、分かっている土俵をできるだけ大きくしていくということが必要だろうという点が一つでございます。
 もう一つの点は、実は外交理念ということに関しましては、単純でございますが、国民の安全と繁栄をできるだけ大きくするということに尽きるわけでございまして、どの国もファーストでございます。アメリカ・ファーストだけでなくて、日本もジャパン・ファーストで国会も政府もやっているのは当たり前でございますが、言わずもがなで、そこのところをそんなに打ち出さないでうまく結果が反映されるようにしている。そのときに、例えば中国でございますとか韓国とか、国名を挙げるとございますけれども、自分の外交をできるだけ広報的に見せていく。しかし誰も、チャイナ・デーリーを読みながら、それをそのとおり受け止めている人はいないということを考えますと、広報というのは、これはさっき河東さんが言われたとおりの点がございますが、見えない広報というのの効果もかなりある点が発信の点で重要であるということをちょっと補足させていただきたいと思いまして申し上げました。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 藤崎一郎

speaker_id: 31024

日付: 2017-02-15

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会