中山恭子の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○中山恭子君 自民・こころを代表しております、今は個人でよろしいのかと思います、こころ代表の中山でございます。
お三方から世界的な活動を進めておられるその御意見を伺い、また参考資料も読みまして、本当に心から敬服しております。また、よく皆様御無事でいらっしゃったと、本当に有り難いことでございます。
いろいろな国の方々から、特にアフガニスタン、東南アジアの国の友人たちからは、日本の方々は決して押し付けてこない、みんなの様子を見ながら動いてもらえているということで、心から感謝しているということを何度もこれまでにも聞いております。
九九年から二〇〇二年まで、中央アジアの国、タジキスタンとウズベキスタンの特命全権大使を務めておりました。大西先生の何ページかの地図にドゥシャンベの位置が書かれておりまして、そこで、NGOではありませんで、NPOでもありませんで、当時この地域はまだ国のメンバー、それから国際連合のメンバーしか内乱の中で入れなかったということがございまして、JICAなどが派遣しておりましたが、そのメンバーのうち四人がイスラム原理主義グループに拉致されたという事件がございました。また、その前の年には、秋野先生が、筑波大の、国連のUNMOTの政務官としていらしていて射殺されたという事件がございまして、民間の方々は入ってはならないという状況でございました。
そういった中で、その四人の人質の救出に当たりながら一つ非常に心配にずっと、今もそうですが、なっておりますのは、日本は、敗戦の後、国家が国民を守るというような単語を使うことはタブーでございました。これがふだん使えるようになりましたのは、拉致問題で北朝鮮による拉致被害者四人が日本に帰国しましたとき、国家の意思でこの四人を日本にとどめるという決断を政府がしました。その辺りから国家が国民を守るという言葉を使えるようになったというのが現在に至っております。したがって、NGO、NPOの皆様が海外で事件に巻き込まれたとき日本としてどうするかというと、その事件が起きた国に全てを任せるというのがこれまでの方針でございました。最近少しずつ変わってきておりまして、国家が国民を守るのだということを、又は国防という単語も通常で使えるようになっております。
そんな中で、NGO、NPOの活動をする、やはり危険も伴う活動が多いかと思いますが、その中で安全についてどのようにお考えであるのか。それからもう一つは、自由で独立した判断に基づいてと大橋先生からもありましたが、そういう作業をしていく中で、日本政府が、資金が足りないとおっしゃっていましたが、まだまだNGOやNPOに対する考え方、政府の中でもまだ日が浅くて不十分であるように考えております。資金面でのお話もありましたが、それ以外にもいろいろ御意見がありましたら、大橋参考人始め長参考人、大西参考人、簡単で結構ですが、お答えいただきたいと思います。