大橋正明の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(大橋正明君) それではかいつまんでお答えいたします。御質問ありがとうございました。
私自身は、前、赤十字で活動していたものですから、赤十字の仲間というのはよく捕まって殺されたりをします。やっぱり赤十字の中で一番強調されたのは、武装をしていると思われるな、あるいは武装の、要するに警護の人たちがそばにいるように見せるなということを、軍人に間違えられるなということを非常に強く言われます。私たち誰も、赤十字の人間も死んでいいなんということは誰も思っていません、死ぬことが尊いことだとも思っていませんし。ただ、できる限り、だからみんなで出かけるときはコンボイを組んで一緒に行ったりとか、できる限り夜は出かけないといったようなことをしますが、私たちの場合、赤十字の場合もそうですし、NGOはいろんなNGOがありますので、だから私個人は、やっぱり逆にそういう姿勢であることをきちっとアピールしたことの方が、もちろん犠牲が出ないとは言いませんけれども、かえって守ることになるんではないかということ。
人道援助と軍事の問題という、まあその安全の問題でもいいんですけど、これは非常に悩ましい問題で、九九年のコソボ紛争のとき以来、国際社会で大きな論議になっておりますけど、私は、どちらかといえばそっちじゃないと、かえってそういう力を使うことによってまた紛争に巻き込まれていくというようなことも相手は当然考えるだろうというふうに思っておりまして、状況にもよるでしょうけれども、基本的には丸腰であることの方が、だからって何もしないという意味じゃなくて、いろんな工夫は取りながらも基本的に私は武器を持たない方がかえっていいのではないかという立場に立っております。