大西健丞の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(大西健丞君) 御指摘の点なんですが、ちょうど二〇〇〇年ぐらいからのアルカイダの登場によって、我々人道援助関係者若しくは国連関係者のセキュリティーに関する状況が変わったと思います。というのは、今までは偶発的に巻き込まれるということはあったとしても、意図して人道援助団体等を柔らかな外郭、ソフトシェルといいますけれども、として意図的に狙ってくるということはなかったんですが、イラク戦争中からその様子が変わりまして、アルカイダの登場によって、さらにそれがイスラム国が継承する形で続いておりますので、更に難易度が上がっているというふうに承知しています。
ですから、実は現地で得られる情報というのは、自分たちで言うのもなんですが、諜報機関かと思うぐらいの膨大な量のその情報、現地、紛争当事者同士の内部の情報も含めて、できるだけ手に入れられるように工夫をしております。そういった努力がないと、残念ながら死亡したり誘拐されるケースがあるので、そこに関しては自己資金をたくさん使いながら、今のところまだ一人も日本人スタッフを殺されていることはございませんが、非常に注意をして展開をしております。