サーラ・スヴェンの発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(サーラ・スヴェン君) ありがとうございました。
最初に、ソフトパワーという言葉をお使いになりましたが、やはりドイツは、戦後は、さっき私も説明したように、そのイメージを改善することは非常に重要な外交政策の一側面として推進してきた政策でありますので、その中で、各国における政治財団の事務局はその枠組みの中で非常に大きな役割を果たしています。
歴史に関する和解ということについても、その中で、一つのテーマはいろんな事務所において議論してきたりしていますし、東京事務所では特に九〇年代においてこれは大きなテーマになってきたと思います。九〇年代において日本も戦争に関わる声明いろいろ出して、近隣諸国との和解に強く踏まえて、そのプロセスの中でドイツが参考になるのではないかという話があって、エーベルト財団がそのようなシンポジウムを開催したり、日本側の大学とかNGOと開催してきたわけであります。
その一番成果になっていると思うものは、最近、日本と中国と韓国の歴史学者が共通に書いている教科書だと思います。これは、ドイツは既に戦前に歴史教科書を多国間で書く組織がありまして、それもエーベルト財団と同じくナチス時代には一度潰されたんですけれども、一九五〇年代から、まずドイツとフランス、七〇年代になってからドイツとポーランドが共通教科書と共通教材、歴史教材と地理教材とかもそうなんですけど、を作成しようという動きがありまして、九〇年代にはそれは東アジアにも出てきて、現在まで続いているわけです。そこは、ドイツの教科書研究所という組織もありますが、その研究所とエーベルト財団が日本側の様々な団体とか大学、研究者と協力してこの教科書の作成に関わってきました、これは簡単に言いますと。