サーラ・スヴェンの発言 (国際経済・外交に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(サーラ・スヴェン君) ありがとうございました。
六つの政治財団がありまして、それぞれが一つの政党に近いと私がさっき説明しましたが、やっぱりあくまでも政党の財団ではありません。のと、「の」を使ったら所有名詞になってしまうので。予算は国から、納税者から国を経由で出てきて、そのために、まず公益のために働かなければいけないです。それは一つ規則になっておりますし、ドイツの憲法裁判所のそのような判決も出ております。直接政党のために働いてはいけません。
ただ、やっぱり各政党に一つ財団がありますので、そういう意味では役割分担がありますし、例えば、東京にキリスト教民主連合の議員が来たら、それはアデナウアー財団が面倒を見て、ドイツの社民党の議員が来たら、それはエーベルト財団が面倒を見ます。ただ、内容に関して、もちろんそれぞれの政党に価値がありますし、それなりにその価値がそれぞれの政治財団も共有しているんですね、それは確かなことであります。
ただ、政治財団の活躍自体については、やっぱり非常に幅広いコンセンサスがあります。国内活動は、その政党の宣伝よりもまず民主主義に対する理解を深める。さっきは排外主義の台頭とかそのような質問がありましたが、それは全ての政党が否定しますので、それに対する対抗策が、それに対するコンセンサスもありますし、さっき藤田先生の質問にあったように、EUの統合についても幅広いコンセンサスがあります。もちろん、具体的にはEU政策についてこうだ、こうだという違いは各政党にありますが、コンセンサスはかなり幅広いので、一応そのコンセンサスの上に立って政治財団が活動しています。
もちろん、細かいところを見てみると、それぞれの特色とか、特に積極的に取り組んでいるテーマがあるんですけれども、それよりもやっぱり非常に活動に関するコンセンサスが幅広いというのが特色だと思います。