神本美恵子の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○神本美恵子君 ありがとうございます。
私も全く同じで、先ほどの先生のお話で、東京大学の学生の半数が、税金で教育を受けたという意識が半数しかないというお話で、私も田舎の国立大学を出たんですけれども、家計が非常に厳しくて、奨学金をもらえると、もらえるというふうに私は思っていたんですが、返さなきゃいけない、奨学金、当然そうだったんですけれども。しかし、教育大学でしたので、教育関係の仕事に就けば十年たったら返還は免除されるという、当時はそういう制度がございましたので、私は奨学金のおかげで大学に行けたし、教員という職業にも就けたということで、とてもその意識が強い時代だった。みんな奨学金をもらった人はそうだったと思うので、社会的合意を形成するには、学生さんたちも奨学金を、今度、給付型とか連動返還とかになれば、その辺で社会的合意を図っていくということはとても重要ではないかというふうに改めて思わせていただきました。
ありがとうございました。
まだお聞きしたいんですが、時間がないので、次に日比野参考人にお伺いしたいと思います。
日比野参考人の事前の資料にもあったんですけれども、ソーシャルインクルージョンにより、その実現に寄与する人材育成と多様な人々が共生できる社会環境の整備が必要だと。そのために、今日御紹介になった幾つかの施設に直接アーティストが行って、共に時間を共有し行動を共にすることで、障害者なら障害者、高齢者なら高齢者、セクシュアルマイノリティー、様々なところでその人からアーティストが学ぶ、何かを教えに行くのではなくて互いに時間を共有することで学ぶ、とっても私も同感です。そういう活動を通して、さっきの観葉植物のあの発想ですね、写生の発想とか、そういうものをアーティスト側が受け止めて共に生きる社会がつくられていくということ、とっても共感するんですけれども。
事前の資料の中に学校教育についてちょっと書いていただいていたんですが、図画工作とか美術とかいう科目がありますけれども、何というか、ほかの教科と同じように、一つの答えがあるというふうな教え方で美術に対して型にはまってしまう、そういう教育を受けてしまったとおっしゃっていましたけれども、学校教育への、何といいますか、御意見というか、型にはめるんじゃなくて、型から外れる、豊かなそういうものが発想できるような御提言があれば、お願いします。