岩間剛一の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(岩間剛一君) 米国の製造業の再生ということでいうと、まず第一のポイントとしては、米国のLNGを輸出するということ、あるいは米国のシェールオイルを輸出するということは、石油産業の振興にとっては非常にプラスになるというふうなことがあります。これも民主党政権の時代、オバマ大統領の下では、米国のシェールガスを輸出することは天然ガス価格を上昇させて国民の不利益になるということだったんですけれども、今では基本的には米国では天然ガスが余剰感がありますから、そういう意味では、LNGの輸出によって、まずLNG産業というのが実際のところは出てくると。実際に、ですから今、そういう意味ではLNGのプラントというのが次々と造られています。
もう一つは、シェールガスを原料としたエチレンプラントの建設というものが非常に大きく進められています。これは、ダウ・ケミカルさんとかあるいはエクソンモービルさん等が、シェールガスを原料として、シェールガスからエチレンを作るんですね。このエチレンプラントというのは、実は米国においては二十一世紀になってから初めてのことなんですけれども、かつて人件費の高い米国においては製造業の復権は難しいと言われていたんですけれども、安価なシェールガスを手に入れることによって、シェールガスを原料にしてエチレン、具体的に言うと皆さんがスーパーのレジ袋で使っているポリエチレンとか、あるいは自動車産業の樹脂になっているようなポリプロピレンとか、そういったようなものを実際のところは作れるということで、特に石油化学産業というのは、基礎的なエチレンのプラント以外に合成樹脂を作るような中小のメーカーというものの裾野が非常に広いんですね、これは日本の場合も同じなんですけれども、そういったことで言うと、そういった形での産業の再生というものに対しての非常に大きな影響を与えるというふうに考えております。