岩間剛一の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(岩間剛一君) 簡単にお話しします。
 まず、環境破壊に関しては、もちろん、ですから、米国の今お話ししましたようにマサチューセッツ州等でネガティブキャンペーンがかなり行われていて、環境破壊は行われているというふうな話があるんですけれども、ただ、石油業界の一般的な通説としては、シェールガスの開発、シェールオイルの開発において環境破壊の例はないというふうに石油業界の通説ではなっています。それがまず第一です。
 それから、第二の問題としては、中国、ポーランド等において、シェールガスの開発というのは、例えばロイヤル・ダッチ・シェルさん等とかが実際のところは進めています。ただ、最初に私が私の報告のところでもお話をいたしましたように、二〇一七年時点において、中国、ポーランドにおいても実ははかばかしい成果が出ていないんです。
 なぜ出ていないかといいますと、シェールガス、シェールオイルというのは、これは要するに米国の特有のノウハウを使って米国の地質構造に合ったそういった生産技術の下で開発に成功しているんです。ですから、中国の地質構造というのは、まだ実は米国の石油企業が完全に把握をしていません。
 それからあと、シェールガスの開発にとって一番必要なのは水なんです。その水の調達というのは、中国の四川省や貴州省というのは内陸にあって水がないので、そういった意味でシェールガスの開発にとっては、水がないんです。ですから、そういう意味で、実際のところは、直近の課題として、中国あるいはポーランドといった地域においてシェールガス、シェールオイルの開発というものが大きく進むという可能性というのは極めて小さいというふうに私は考えています。
 それからあと、そうすると、開発の可能性が小さいということは、例えば二〇二〇年、二〇二五年といったようなタームで見た場合において、中国あるいはポーランドといったところでシェールガス、シェールオイルの開発によって環境破壊が起こる可能性というのも小さいというふうに考えています。

発言情報

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発言者: 岩間剛一

speaker_id: 13316

日付: 2017-02-22

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会