山田滝雄の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○政府参考人(山田滝雄君) 今、卒業についてお話がございましたので、ちょっと技術的な説明をさせていただきます。
DACは援助受取国・地域のリストというのを作っておりまして、これは三年に一回改訂されております。二〇一七年はちょうど改訂年となりまして、ですから、今年どういう改訂が行われるかということを皆さん注目をしておると。
それで、一応DACのリスト上のODA適格国ということで、一番所得が高い部類のカテゴリーは高中所得国というのがございますけれども、これにつきましては、二〇一六年までは一人当たりのGNIが四千百二十六米ドルから一万二千七百四十五米ドルという、この範囲の国というふうにされております。
その一方、チリは、二〇一五年の統計で一人当たりのGNIが一万四千六十米ドルと既に一万二千米ドルを超えておりまして、ですからチリは今年の改訂で卒業するのではないかというふうに見られております。
一方、ブラジルはまだ九千ドル台でございまして、一万ドル弱の水準でございますので、今年直ちに卒業になるということではないと。
他方、では、DACから、そのリストからなくなったら直ちにODAをやめるかというと、それはいろいろ事情がございますので、ニーズであるとか当該国との関係などを踏まえながら移行措置を設けることもございます。
チリについてどうするかについては、これからしっかり考えていきたいと考えております。