丸川珠代の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(丸川珠代君) ロンドンのゲームズメーカーのお話を御指摘いただきましたけれども、この大会にボランティア等の機会を通じて参加していただくということは、それぞれがあの一九六四年の例えばトーチリレーに参加した思い出のように、本当に私たちの心に大きな記憶とそして誇りをもたらすものだと思います。是非、ボランティア文化の醸成ということについては、日本全国に波及していくように進めてまいりたいと思っております。
 また、二〇二〇年の東京大会は、パラリンピックの意味というのは非常に大きいと思います。パラリンピックにどう向き合うかということは、我々がいかにこの数十年の間に成熟を果たしたかということの一つのサインであると私は思っております。実は、夏季パラリンピックを同一の都市でやるのは東京が初めてでございますので、この日本人も含めた世界の人々の障害に対する意識を変えるきっかけとなるような取組をしてまいりたいと思っております。心のバリアフリーを教育を通じて実現すること、社会においてもバリアフリー基準等、後にもう一度詳しく触れますけれども、こうしたものを具体的に目に見える形で変えていくことというのは進めていきたいと思っております。
 また一方で、このオリンピック・パラリンピック招致に当たって我々の一つの思いとなったのは、我々の東日本大震災での経験でございます。復興五輪としての位置付けというのは非常に大きな意味を持ちます。被災地の復興に対して世界からいただいた温かい御支援に感謝の意を示すとともに、被災地と連携して、復興を成し遂げつつある被災地の姿を世界に発信することによって、まず被災地においての農林漁業を始めとする経済活動に大きなインパクトを与えるとともに、世界中からの、このレジリエンス、我々の根っこの強さというんでしょうか、回復力の強さというもの、こういうものをお示しすることによって、世界で今自然災害やあるいは紛争等によって苦しんでおられる人々の希望の力となることを目指したいと思います。
 そしてまた、オリパラというのは、スポーツの祭典であるだけではなくて文化の祭典でもございます。日本各地の地域性豊かな文化というのはまだまだ世界に知られておりません。是非とも、このオリンピック・パラリンピックの機会に、インバウンドにつなげるのはもちろんですけれども、それぞれの地域が改めて誇りを持っていただくという思いも込めて、日本の歴史、文化というものに光を当てたいと思います。
 そして、最後に重要なのは、先ほども触れました世界最大の平和の祭典でございます。安心、安全をつくり上げるというのは、これだけテロの状況等が厳しくなっている中で一つのレガシーになり得るものと考えておりますので、国際的な相互理解、友好関係を深める上においても、安心、安全の基盤をしっかり構築してまいりたいと思います。

発言情報

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発言者: 丸川珠代

speaker_id: 12671

日付: 2017-03-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会