辻元清美の発言 (憲法審査会)

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○辻元委員 皆様どうもお疲れさまでございました。非常に意味のある報告をお聞きすることができたと思います。
 私は、今回の御報告を受けまして、私が考えていた以上に、やはり議会の多数と国民のコンセンサス、これの必要性を、御報告を受けて感じました。
 それは、裏返せば、失敗したときのリスク。例えば、イギリスの国民投票等で国論を二分するというようなことがあった、またイタリアでもそうで、やはり失敗したときのリスクも踏まえて憲法論議をしなければいけないということを改めて痛感いたしました。
 そんな中で、何名かの方も言及ありましたけれども、今、日本の中で幾つかの憲法改正の項目についても発言する方々がいらっしゃいます。
 先ほどから出ております、自衛隊の位置づけについて、憲法に自衛隊の位置づけを書こうと。先日も総理は、書いても何も変わらないんだというように答弁をされてきました。そうすると、何も変わらないことを、憲法改正という、政治的エネルギーを、大きなエネルギーを使って、今、政治課題が山積する中で取り組むべきなのか。また、この九条をめぐっては国論も二分しているという中で、リスクも非常に大きいと思うんです。
 これは、もしも否決されたとき、一体どうなるのか。何も変わらないんだから、否決をされても、自衛隊に対する国民感情であったり、社会的なコンセンサスが、否決されたときどうなるのかというリスクもあると思うんですね。
 ですから、私は、一貫して、国論を二分しているような案件、また大多数の国民のコンセンサスがとれる案件について議論をしっかりしていくべきだと申し上げてきました。
 ヨーロッパでも、そういう国民投票の失敗というような事例に即しての具体的な御意見もあったようです。
 そこで、今回の調査を踏まえまして、国民の多数のコンセンサスをとる努力であったり、それからさらにはそのときのリスクの重大性について、調査に行ってこられた方、北側幹事と武正参考人に、行く前と行った後とどのように感じ方というか認識が変わったのか、その点についてお聞きをいたしたいと思います。

発言情報

speech_id: 119504183X00220171130_024

発言者: 辻元清美

speaker_id: 8731

日付: 2017-11-30

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会