盛山正仁の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○盛山委員 大臣の御答弁、方向性としてはそのとおりだと私も思います。
しかしながら、報道でも明らかなように、そういった、例えば橋梁その他の調査をする、その予算すら地方公共団体はままならない。悲鳴を上げるような状況になっております。ましてや、その調査が終わった後、どのようにして本当に橋梁その他のインフラの整備を、維持更新をやっていくことができるのか、大変心もとない状況ではないかなと思います。
また、税金だけではない。例えば上下水道といったようなものについては、主計局の方からは、利用者負担、こういったものでしっかり対応すべきである、そんなふうにも言われているわけでございますけれども、なかなか現実に上下水道の料金を上げるということは難しく、上下水道ともに現在のものを更新をしていくのに百年かかる、こんな試算も、現在の予算をベースにすると百年かかるといったような試算も出ているわけであります。
インフラの維持更新、つまり、我々の安全、安心の生活を守る。
例えば、昨年ですか、博多の駅前で下水道の関係だったかと思いますけれども、大規模な道路の陥没が起こりました。大した被害がなくてよかったわけではございますけれども、こういったことがないように、安心して道路、橋を渡り、トンネルをくぐり、あるいは、ライフラインの一番の基本の水が使える、こういったことを今後ともぜひ、いかにして、予算の面も含めましてしっかりと維持更新できるんだ、そういうふうに言っていただけるように、今後とも大臣の強い指導を期待したいと思う次第であります。
次の質問でございます。交通の安全、安心についてお尋ねをしたいと思います。
私が子供のころでございますが、昭和三十七年、池田総理がドゴール・フランス大統領に会ったところ、トランジスタのセールスマンがやってきた、そんなことを言われた時代がありました。当時はまだ日本の製品というのは余り品質が高くないと思われて、安かろう悪かろうという、そんな時代でございました。
だからこそトランジスタのセールスマンと言われたわけでありますが、その後、多くの日本人の皆さんの血と汗のにじむ努力の成果、舶来品ということで海外の方が物がいいと思われていた時代から、いつの間にか、メード・イン・ジャパンが、あるいはジャパン・アズ・ナンバーワンがというふうに、日本の製品に対する信頼、あるいは、日本の品質は世界最高である、そんなふうな時代になってきた。
私も一人の国民として大変誇らしく思う、そんなふうになってきたわけでございますが、この最近、残念ながら、日本のものづくりに対する、あるいは日本の製品に対する信頼を失わせるような、そういうような報道があちらこちらで聞かれるようになりました。
まことに残念でありますし、そういったことが今後二度と起こらないように、できるだけ早く解消されるように、私自身も期待しているわけでございますけれども、きょうお尋ねしたいのは、我々国土交通の分野でいいますと、自動車の完成検査につきまして、信頼を失わせる事態が複数社で今発生しております。
今後、日本の自動車の完成検査における不適切な取り扱いを根絶するためにどのように対処をされるのか。また、日本のものづくりであり、日本の自動車に対する信頼性、競争力をしっかりと高めていくために、国土交通省としてどのように監督あるいは指導されていくのか。
そのあたりについてお答えいただきたいと思います。