横田早紀江の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○横田参考人 先日トランプ大統領と面会をさせていただきまして、本当に思いがけないことだったのですけれども、たまたまその四日前に私は非常に、ひどい風邪ではなかったんですが、声が全く出なくなった状態で、本当に会話ができないような状態になってしまっておりまして、ああ困ったな、あと四日後に大統領がいらっしゃるときに何とか声が出るかなといつも思いながら何とか頑張っておりましたら、まあ、今よりはひどかったんですけれども、ちょっと、言葉が通じるぐらいのかすれ声で話ができました。
 目の前にあんなに接近した形で大統領御夫妻とお目にかかるような場所が設けられているとはそのときまでわかりませんでしたものですから、こういったきちっとした大分離れた場所でお話しするのかなと思っていましたら、本当にすぐ目の前で対面する形でお座りいただいたことにまずびっくりいたしました。そして、本当に目の前で、目を見て普通にお話ができる状態でお話をさせていただくことができました。
 この声がどこまで続くのかなというのがまず心配だったものですから、まず私は、国連の場でトランプ大統領が拉致問題について明言をなさってくださったこと、特に、未成年であった横田めぐみ、一人の少女が新潟から拉致をされているという大変なことが起きているんだということを本当にはっきりとした言葉でおっしゃったことを聞いて、そのときにもうびっくりしたんですね、ああ、あんなことをおっしゃってくださったんだと。初めて世界にわかるように言ってくださったことを本当に私は感動いたしまして、あのことは本当に私たちにとってありがたいことでございました、本当に感謝いたしますということで、まずお礼を申し上げました。
 そして、きょう御多忙の中で、こうして時間をとって家族の皆さんと会ってくださる時間を設けてくださった、この二つのことを本当に私は感謝しております、ありがとうございました、お礼を申し上げたいと思っておりますということで、そこまで話したんですが、やはりもう声ががらがらになってきて詰まっていまして、変な、風邪の感じですので、やはり目の前にいらっしゃるので余りお話ししない方がいいのかなというような思いもあって、もうこれで結構ですと言いました。そうしたら、拉致対策本部の方から、もういいんですかとおっしゃったんですけれども、ちょっと声があれなので失礼いたしますということで、お話をいたしませんでしたけれども。
 思いがけなく三人の米国大統領にお目にかかるような時間が私にはめぐってきまして、ブッシュ大統領、オバマ大統領そしてトランプ大統領と、本当に信じられないようなことが起きているんですけれども、その中で、みんな、お一人お一人、お人柄は違われますけれども、この人さらいという大変な問題をやっている国、人権、人道問題に対して、本当にもっと世界じゅうがこの国を知らなきゃいけないという、こんなことを四十年間も悲しみ続けるようなことが家族にあってはならない、これから絶対そういうことがあってはならないという思いもおっしゃっていただきましたから、そういう意味で、いつもそれを踏まえての御努力がこれからもなされていくのではないのかなという希望を持って、私たちは祈りながら応援しております。
 難しいことは庶民にはわかりません。本当に政治の中にはいろいろな問題がありますし、お一人お一人、お考えも違うと思いますし、それを全部理解することはできませんが、本当に日本国家として間違いのない、大切な、日本で生まれ日本で育てられた、きっとこの子は頑張ってくれるだろうとみんなが期待をしていた子供が、一瞬にして煙のように消されたまま、四十年間もどこから声も聞こえない、便りもない、写真を見ることもできない、話すこともできないことが四十年間も続いている国家というのはどういうことなんだろうという疑問を私は持っています。何が原因でこうなっているのかということがいつもわからないでおります。そのことだけを、きょう申し上げておきたいと思います。
 ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 横田早紀江

speaker_id: 7441

日付: 2017-12-21

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会