横田早紀江の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○横田参考人 済みません。今のお話の中にありました私のコメントというのが、今までも、四十年間ずっと記者に追っかけられて、テレビにも出演して、ありとあらゆる形で自分たちの気持ちを表現してまいりましたけれども、本当に何でこんなに長くかかるのかということがわからない。
 一人の子供が誘拐されてどこかに連れていかれたということがあれば、もうその日のうちに警察が動いて、あのマンションに閉じ込められているんだということがわかれば、たくさんの人たちがそこに行って、そして、あの窓を破いてこっちから催涙ガスを入れなさい、あっちからあなたが行って中に入りなさいと、いろいろな形で、必死の思いで、そのお役目を果たすためにそれらの方々が頑張られるはずなんですね、国内であれば。
 見えるところであればそれができるんですが、この問題は、余りにも大きな、北朝鮮の国家犯罪として、指導者が指令を出して、拉致をしてきなさいと工作員を、仕立て上げたたくさんの強い工作員を日本国内やいろいろな国々に送り込んで、先ほどもお話がありましたように、今もたくさんの船が漂ってきて、いろいろな人たちが日本の中に上がっております。その人たちは工作員なんじゃないんだろうかなと私は思うぐらい、本当に何でもなくそれが自由に動いていけるような状況が続いていたのではないのかなという思いを今しております。
 そして、本当に、ほかの、あれは「現代」か何かでしたか、いろいろなところに、ある議員さんが書いていらっしゃるようなのがあって、横田さんは北朝鮮に乗り込んでいきたいと思っているようなことがぱっとまず書いてあったりとか。そういうことを言っているわけじゃなくて、本当に、小泉総理があの金正日に会われたそのいきさつもいろいろなバックがあって、アメリカの圧力とか、我々の知らないようなことがあっての上での対面だったと思いますけれども、やはりトップとトップとが目を合わせて言葉を交わして、生の言葉で話し合うことが一番それはわかりやすいし、一番解決に近いことではないのかなと私はいつも思っております。
 そういう意味で、そういうチャンスがあれば必ず、安倍総理と金正恩とが対決して会ってお話をしていただきたいんですということを前にお話ししたことはあります、直接に何かの会で。それはわかっております、だけれどもそれは今ではありませんとそのときにおっしゃって、いつかはそういうことがあると思いますというような言い方でしたけれども。それから何年かたっておりますが、それが、私は本当に、向こうのトップに本当のことを知らせるという意味では一番はっきりしていると思うんですね。
 向こうには、これだけの側近がいて、この人が重宝されているからこの人だったら大丈夫だろうと思っていろいろな形の方が交渉してくださっても、この人は自分が死なないためにはここまでしか言わない、トップにはここまでしか言わない、そういう国なんですね。だから、本当のことが全部あの人にわからなければ動いていかないと思うんですね。
 そういう意味で、私は、本当に総理が、どなたが総理であっても、総理が直接に行って、日本国家の長として向こうの長の方と本当の意味で、私はこう思っているんです、国民もこう思っているんです、でもそれは悪いことは悪いことでしょう、みんながどれだけ苦しい思いをして待っているか、あなたもお子さんの親でしょうという形で、直接の言葉で人間らしい話ができれば、少しでも考えが変わっていくのではないかと私は思っての発言であります。
 いろいろなことを書かれますと、私もあれっと思ったりすることがたくさんありますが、もう一々反抗していても始まりませんので、質問のときにお話しさせていただきますが、何とかそういう日が来るとありがたいと思っております。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 横田早紀江

speaker_id: 7441

日付: 2017-12-21

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会