松山政司の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(松山政司君) 一億総活躍、情報通信技術(IT)政策担当大臣、また、少子化対策、クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。
一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題です。少子高齢化という日本の構造的課題に真正面から挑み、誰もが活躍できる一億総活躍の社会をつくり上げるため、関係大臣と協力してニッポン一億総活躍プランを着実に実施してまいります。
IT政策については、インターネット等を通じて流通する多様かつ大量の情報を活用することにより、国民一人一人が世界最先端のIT国家であることを実感できるよう、官民データ活用推進に重点的に取り組んでまいります。
日本社会を根幹から揺るがしかねない少子化の危機を脱することは待ったなしの課題であり、現役世代の結婚、出産、子育てに関する不安を解消していくことが重要です。希望出生率一・八の実現を目指し、我が国の社会保障制度を全世代型へと大きく転換し、子育て世代や子供たちに大胆に投資してまいります。
具体的には、まず、子育て安心プランを前倒しし、企業主導型保育事業の更なる活用などにより、二〇二〇年度までに三十二万人分の保育の受皿整備を進め、待機児童の解消を目指します。あわせて、保育士等の処遇改善を着実に進めてまいります。また、幼児教育、保育の無償化を一気に進めてまいります。さらに、結婚の希望の実現に向けた活動支援や、結婚、妊娠、出産、子育てに温かい社会づくりに取り組む地方公共団体を支援してまいります。
子供たちの誰もが、家庭の経済事情にかかわらず、それぞれの夢に向かって頑張ることができる国づくりを目指し、基金を通じた草の根の活動の支援など、子供の未来応援国民運動を展開するとともに、子供の貧困対策に取り組む地方公共団体を支援してまいります。
あわせて、高齢社会対策について新たな大綱策定に向けた取組を進めるとともに、子供、若者の育成支援、障害者の自立と社会参加の促進、交通安全対策の総合的推進に取り組みます。
クールジャパン戦略については、アニメや食、観光資源など、幅広い日本の魅力を生かし、輸出や訪日外国人の増大を図り、海外の成長を取り込むため、異業種が連携したビジネス創出、人材育成等を推進してまいります。
知的財産戦略については、中長期的なイノベーション創出を目指し、人工知能やデータの利活用を進める知財制度の構築や知財創造教育等を政府一丸となって進めてまいります。
科学技術イノベーション政策は、世界に先駆けた生産性革命の実現や、これらを通じた戦後最大のGDP六百兆円経済を実現する重要な柱となるものです。第五期科学技術基本計画等に基づき、ソサエティー五・〇の実現に向けて、破壊的なイノベーションを通じた新事業、新産業の創出、若手研究者や中小・ベンチャー企業の活躍促進に取り組みます。
また、官民投資の拡大に向けて、大学や国立研究開発法人などの制度改革、人工知能やロボット、IoTなどを対象領域とする官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)を通じた予算編成プロセス改革、エビデンス構築に関する取組を具体化します。さらに、政府研究開発投資の対GDP比一%の達成を目指し、政府全体の科学技術関係予算の拡充に取り組むとともに、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)及び革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)を強力に推進してまいります。
宇宙政策については、宇宙産業が生産性革命や新産業創出につながる重要な基盤であることを踏まえ、宇宙利用の一層の拡大に向けて、宇宙基本計画の工程表を改訂し、関係施策の一層の具体化や加速に取り組んでまいります。特に、本年に三機の打ち上げに成功した準天頂衛星「みちびき」や、その他の衛星データを活用した新事業や新サービスの創出を始めとして、宇宙政策をより一層強力に推進してまいります。
原子力政策については、原子力委員会が本年七月に策定した原子力利用に関する基本的考え方を踏まえ、国民の理解と信頼を得られるよう、関係機関と連携、協力しながら取り組んでまいります。
これらのほか、成年後見制度の利用の促進、休眠預金等に係る資金の活用、遺棄化学兵器処理などの政策を推進してまいります。
榛葉委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。