茂木敏充の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(茂木敏充君) 経済再生担当大臣、人づくり革命担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。
 景気は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続いており、足下では需給ギャップもプラスになっています。こうした中、日本経済の最大の課題は、少子高齢化という壁を乗り越え、サプライサイドの改革を通じて潜在成長率を引き上げていくことです。そのため、人づくり革命、生産性革命に最優先で取り組んでまいります。
 人づくり革命については、幼児教育の無償化や介護人材の確保などを通じて社会保障制度を全世代型社会保障へ転換するとともに、真に必要な子供たちに限った高等教育無償化など、人への投資を拡充します。これらの政策を力強く進めていくため、消費税一〇%への引上げに伴う増収分などを活用した二兆円規模の政策を取りまとめます。
 生産性革命については、二〇二〇年度までの三年間を生産性革命集中投資期間として、大胆な税制、予算、規制改革など、あらゆる施策を総動員し、過去最大の企業収益を更なる賃上げや設備投資へと向かわせます。
 これらを実現するため、来月、新しい経済政策パッケージを策定をいたします。
 健康、医療、介護の分野では、医療情報の利活用基盤を整備し、日本医療研究開発機構による研究支援等の充実に取り組んでまいります。
 先日、閣僚間で大筋合意した十一か国によるTPP協定については、引き続き関係国と協力し、速やかに署名し、早期発効を実現できるよう尽力するとともに、TPP及び日EU・EPAと併せて、これらが我が国の経済成長に直結するものとなるよう、本年十一月二十四日に決定した総合的なTPP等関連政策大綱に基づき、万全の国内対策を講じてまいります。
 少子高齢化が進展する中で、社会保障制度の持続可能性の確保と財政健全化を同時に達成する観点から、引き続き社会保障と税の一体改革に取り組みます。
 経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、予算の効率化を進め、予算編成の基本方針を取りまとめます。プライマリーバランスの黒字化を目指すという目標をしっかりと堅持しつつ、この目標の達成に向けて、これまでの経済・財政一体改革の取組を十分精査した上で、プライマリーバランスの黒字化の達成時期及びその裏付けとなる具体的な計画を改めてお示しします。
 榛葉委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2017-11-30

院: 参議院

会議名: 内閣委員会