河野太郎の発言 (外務委員会)
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○河野国務大臣 アジアは、安全保障に関する問題が、さまざまな観点から深刻化していると言ってもいいのではないかと思います。欧州を含めた国際社会に、こうしたアジアの安全保障の抱える課題について関心を持ってもらう、関与してもらうというのは大事なことだろうというふうに思っております。
特に、基本的な価値を共有する日欧米、この同盟のネットワークを強化するというのは非常に重要だと思っておりまして、昨年の十月にNATOのストルテンベルグ事務総長がいらっしゃったときの会談の中で、こちら側からは、北朝鮮を始めとするアジアの問題についてNATOの関与を促し、NATO側からも、北朝鮮問題を国際社会全体に対する脅威と捉える、あるいは、テロ、サイバーといった課題について日本との協力が重要だ、そんなことで一致をいたしました。
また、かつての黄川田外務大臣政務官がミュンヘン対話、ミュンヘン安保会議に出席をされたのではないかと思っておりますが、ことし、先月のミュンヘンの安保対話では、法の支配に基づく第二次大戦後のリベラルな国際秩序の維持と発展のためには引き続きアメリカの関与が必要ではあるが、国際社会全体として少し負担をシェアするということが大切だ、アメリカにだけ負担を押しつけるのではなく、国際社会全体で国際秩序を維持するための負担をシェアしていかなければいけない、その中で、日本とヨーロッパの協力が重要だということを申し上げました。
NATOに代表部を新たに設置することによって、大使を始めさまざまなレベルで日本とNATOの関係の強化、あるいは日本のプレゼンスの強化ということにつながっていくことを期待したいというふうに思っております。