黄川田仁志の発言 (外務委員会)
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○黄川田委員 ありがとうございます。
ぜひ、エストニアとの関係を深めて、IT先進国から学ぶところは多いと思いますので、その知見を我が日本にも生かしていただきたいというふうに思っております。
そして、ここ二、三年のIT分野の発展というものは非常に目まぐるしいものがあります。国際社会においても、このIT技術、サイバーセキュリティーに関する日本からの国際協力についての関心が高まってきていると私は認識しております。
先般、在京のケニア大使と意見交換をさせていただく機会がございました。ケニアは、コンザシティーというところにケニア版のシリコンバレーをつくりたいということで、我が国からの投資や日系企業の誘致を熱心に話されておりました。
昨年ナイロビで行われましたTICAD6では、IT技術やサイバーセキュリティーに関する国際協力について、両国の間では余り議論をされていませんでした。これはある意味仕方がないことでございまして、まだまだケニアにとっては、モンバサ港またその他の重要インフラ、これを日本にやってほしいということで、昨年は、日本に対しての協力はそういう分野に限られたということでございますが、それが整備されてくると、いよいよそのようなIT分野に各国関心を示しておりまして、ケニアでもケニア版シリコンバレーをつくりたいというふうな動きになっているということでございます。
ケニアのみならず、多くの途上国が今後ますますIT関連産業やサイバーセキュリティーに力を入れていくことが予想されております。また、途上国、ここのサイバーセキュリティーが脆弱でありますと、そこにセキュリティーホールが生じ、そこから日本へサイバー攻撃がなされるということも考えております。ですので、日本も、途上国のIT分野、またサイバーセキュリティーに対する協力を推進していかなければならないと私は考えております。
また、IT技術やサイバーセキュリティーに対する支援は、中国もまだ本格的に取り組んでおりません。まだまだ中国が得意としているところは、資源開発とか道路、またビルなどのインフラ整備、建物を建てていく、そういうハードを中心としております。ですので、我が国は、質の高いインフラを輸出していく、そういう国策はございますが、このIT分野にも関心を持ってやっていくことで、中国のアフリカ並びに世界に対するプレゼンスの中に日本としてもくさびが打てるのではないかというふうに考えているところでございます。
このIT分野に対する協力について、我が国がリーダーシップを発揮できる可能性が十分にあるというふうに考えておりますが、外務省のお考えをお聞かせいただきたいと思います。