河野太郎の発言 (外務委員会)
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○河野国務大臣 例えば、日本が何かやろうというときに、さまざまな国に事前に、こういうことをやるよという御連絡を申し上げるときがございます。百数十ある国全てに事前に、こういうことをやるよと言うのは物理的にもできませんし、また、それをやっては意味がないということもありますので、事前に御報告、御連絡する国々というのは極めて限られた国になるわけでございます。これは日本だけでなくて、どの国も同じだろうと思います。その際に、総理から御連絡をするところもあれば、外務大臣が連絡をする、あるいは事務方が連絡をする国ということもあります。時には、全ての国に事務方が連絡をするということもあるんだろうと思います。
この国には事前に連絡をするけれども、こちらの国には事前には連絡をしない、あるいは物理的にもできないということがありますので、こういうやりとりをするときには、それはあなたには言うよ、あなた限りだよと言うのは、これは外交上の儀礼的な常識になっているわけでございます。
やってみると、国によっては、わかりましたと言ってしっかり守ってくれるところもあれば、日本から事前に連絡があったと言ってしまうところもあれば、連絡がないけれども連絡があったと言う国もある。
我が国は、こういう外交的な儀礼に関しては相当しっかり守っているだろうと思いますし、しっかり守ってきた。どういう御連絡があったか、あるいは、どなたからどのレベルで御連絡をいただいたか、これは対外的には日本は一切申し上げないということをずっとやってまいりましたので、日本に対して何か連絡をする、情報のシェアをするというときには、日本はそれを外には出さないという、それなりの信頼感を得てきているんだろうというふうに思います。
今回の中朝の話についてもさまざまやりとりをさまざまな国とやっておりますが、それは、今申し上げたように、我が国が情報を提供するときには、あなた限りですよということを申し上げて情報を出す、情報を受けるときにも、それはありがとうございます、それは日本限りで扱わせていただきますというのがいわば外交上の常識的なやりとりでございますので、この中朝の件につきましてもそのようにさせていただいているところでございます。