河野太郎の発言 (外務委員会)

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○河野国務大臣 ここから先はちょっと機微なものですから、ちょっと、どう解釈するか、どう分析しているかというのを申し上げるのは、申しわけございませんが、差し控えたいと思いますが。
 いずれにしろ、北朝鮮が何を言うにせよ、具体的な行動が大事だというのが我々のメッセージでありまして、内外使い分けをするんだどうするんだ、それはあるのかもしれませんが、少なくとも、具体的な行動がない限り国際社会の制裁というのは続く、これは今の段階ではっきりしているわけですので。
 我々としては、向こうの発信について、そこはきちっと情報収集をして分析をいたしますが、大事なのは、北朝鮮が何を言うかというよりは北朝鮮が具体的に何をやるか。それが不可逆的に段階を追って進むのか、ちょっと核を停止するけれども、何かやったけれどもやはり戻りますというのでは、これは昔と同じことになりますから、何かステップをとるときに、それが不可逆的なものであって検証可能なもの、それが最終的に完全な非核化につながるんだというところは、国際社会がしっかり確認をしていかなければいけないところだと思います。
 何かの活動をとめますというのか、いや、とめても、原子炉の中にコンクリをどばどばと流し込んで、全部コンクリで塞いじゃいましたというのか。それは、とめていますといっても全く違うものなんだろうというふうに思いますので、どういう段階かとかいろいろな議論はあると思いますが、大事なのは、我々が言っているのは、不可逆的でなければならないし、それは完全な非核化に向けてのものでなければいけない。
 だから、一部は残すけれどもというのでは、これはだめですよと。もとの段階へ戻ろうと思えば戻れますというのは、前へ進んだことにはなりませんよと。それから、やりましたと言うけれども外国は中に入れませんというのでは、これは検証ができませんから、これはだめですよと。つまり、完全で不可逆的で検証可能なということが実現して初めて一歩前に出たねということになる。
 だから、何かを残しておいてこれをやりましたというのは完全でないし、戻れるんだけれども一歩前に出てみましたといってもそれは前に出たことにはならないし、それは、外からの目がちゃんとそこにあって、それが見られるということでなければ一歩前に出たことにはならないというのが、これは今国際社会のコンセンサスと言ってよろしいと思います。

発言情報

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発言者: 河野太郎

speaker_id: 11808

日付: 2018-03-30

院: 衆議院

会議名: 外務委員会