世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○世耕国務大臣 インダストリー四・〇というのは、これはドイツがものづくりのIT化を進めるという概念で打ち出しているわけであります。かなり、ものづくりのIT化という意味で、限定的な概念だなというふうに思っていますし、実際にドイツは、例えばものづくりのIT化というのは、これは特定の一社が、それこそ設計の段階のCADから始まって、実際の工作機械をコントロールするシステム、あるいは在庫管理のシステムまで一気通貫で押さえています。あるいは、企業間の取引となると、これまた別の一社が完全にシステムを押さえている。縦、横が一社一社で押さえられているという形になっている。
ドイツのインダストリー四・〇というのは、中小企業も含めて、このシステムの中へ入ってくださいよというのがドイツのインダストリー四・〇だというふうに思っています。
一方で、日本で先に唱えられていたソサエティー五・〇というのは、逆に、第四次産業革命が進んでいくと日本がどういう社会像になるのかという、目指すべき社会像を示しているということだというふうに思っています。
我々のこのコネクテッド・インダストリーズというのは、ドイツのインダストリー四・〇ほどものづくりとIT化というところに限定しているわけでもないし、ソサエティー五・〇のような、少し、目指すべき社会像というばっくりした概念でもなくて、製造現場とかサービス業の現場にある質の高いデータ、日本は中小企業も含めてかなりIT化がほかの国に比べたら進んでいると思います。そういうところにあるデータを媒介にして企業と企業がつながっていく、機械と機械がつながっていく、あるいは機械と人がつながっていくことによって、製品やサービスのレベルをもっと上げていくという概念であり、ソサエティー五・〇を実現していく上での産業側の取組としてコネクテッド・インダストリーズという概念があるというふうに思っております。