平将明の発言 (経済産業委員会)
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○平委員 最後の質問に移りたいと思いますが、お手元に資料を用意させていただきました。展開戦略の定石ということで、負けパターン、勝ちパターンということですが、この経済産業委員会でもよく質問が出るんですけれども、いわゆるFAGA、フェイスブック、アップル、グーグル、アマゾン、それに加えて、マイクロソフト、中国のテンセント、アリババを入れていわゆるセブンシスターズという話がこの間のダボス会議でも出ていたと思いますが、そういった意味では、AIとかビッグデータ、こういったところは、日本頑張れ、まだまだ勝てるんだという意見もあるものの、かなり日本はやはりおくれをとっているし、厳しいところがある。そんな中で、多分、コネクテッド・インダストリーズというのを戦略的に打ち出されているんだというふうに思います。
この紙を見ていただくと、さっき言ったセブンシスターズというのは、この右側の、AI掛けるロボティクス・プラットホームとか、下のデータ・アンド・ICT・プラットホーム、ここにカテゴライズされていて、ここが急成長著しい。さらには、株価も時価総額も最も高い。
そういった中で、いろいろな融合が起きていて、例えばAI掛けるロボティクスでいうと、通販をやっていたアマゾンが物すごい勢いでロボットを開発しているということですよね。それで今、ピッキングマシンのアワード型研究開発なんかも多分ここが一番進んでいくだろうということであったり、また、グーグルが全自動走行の車をつくっていく。これは、車のメーカーがつくるんじゃなくて、グーグルがつくっていくということになっているわけですね。
このままいくと、左の上の実世界技術、いわゆる日本が最も得意としていていまだ世界的競争力を持っている分野、自動車、製造、内視鏡、素材、建機などなどなんですが、のみ込まれる可能性がある。のみ込まれた先に何が待っているかというと、コモディティー化というか端末化というか、価格競争の世界に左の実世界のところが入ってしまって、もう日本は何にもいいところがありませんねということになるのではないか。これはもう今起きつつある負けパターン。
でも、実世界技術というのはまだ競争力を持っているわけなので、やはり、実世界技術をベースに、AI・ロボティクス・プラットホームやデータ・アンド・ICT・プラットホームに攻め込んでいく、こういう戦略が必要じゃないか。
これは、自民党の経済構造改革の委員会にソニーコンピュータサイエンス研究所の北野所長に来ていただいてお話をいただいたときのスライドなんですけれども、まさにそうだなと。
ですから、こういうような勝ちパターンを起こすためにいろいろな政策を打っていくべきだと思いますし、コネクテッド・インダストリーズを進めていくべきだと思うんですけれども、大臣の御所見はいかがでしょうか。