武田俊彦の発言 (厚生労働委員会)
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○武田政府参考人 お答えいたします。
厚生労働省におきましては、これまで累次の医師偏在対策をとってきたところでございますけれども、地域偏在、診療科偏在は依然として解消されていないという御指摘をたくさんいただいております。
さらに、平成二十年度以降の医学部の臨時定員増等による地域枠での入学者が地域医療に従事し始めておりまして、こうした医師の派遣調整が各都道府県におきまして喫緊の課題であるなど、この医師偏在対策につきましては待ったなしの状況であるというふうに認識をしております。
例えば、東北の岩手におきましても、特に沿岸部の医療機関において医師の安定的な確保が厳しい状況であることなどを踏まえて、地元の岩手医科大学において地域枠が設定されるなど、こうした対策がとられ、今後、こうした地域枠の医師が増加をしていくことが見込まれているところでございます。
こうしたことを受けまして、昨日閣議決定をされた医療法及び医師法の一部を改正する法律案につきましては、医師少数区域等で勤務した医師を評価する制度の創設、都道府県における医師確保対策の実施体制の強化、医師養成過程を通じた医師確保対策の充実などによりまして、地域間の医師偏在を解消し、地域の医療提供体制の確保を図るものでございます。
患者の医療アクセスの向上、医師の勤務負担の軽減等の観点から、これまで以上に実効性のある医師偏在対策が早急に求められている状況でございますので、本法律案によりまして医師偏在対策を進めてまいりたいと考えております。