田村明比古の発言 (国土交通委員会)
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○田村政府参考人 お答え申し上げます。
昨今、訪日外国人旅行者につきましては、団体旅行から個人手配旅行への急速なシフト等の多様化が図られておりますほか、十年前に比べたら徐々に解消されておりますものの、なお訪問先につきましてはゴールデンルート等の特定地域に集中するなど、全国各地への来訪、滞在のさらなる拡大の促進が、今後、我が国の観光施策におきまして重要な課題となっているところでございます。
そういうことに対応いたしますために今回法改正をさせていただく提案をさせていただいているわけでございますけれども、本法におきましては、国際観光の振興に資する施策を広く展開することとしておりますことから、改正後の基本方針を国際観光の振興を図るための基本方針とするとともに、基本方針において示す事項も、この趣旨に沿った事項に改めることにいたしております。
具体的には、観光先進国の実現のためには、第一に、ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備、それから第二に、我が国の多様な魅力に関する情報の入手の容易化、そして第三に、地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等による地域での体験滞在の満足度向上、こういうものが必要でありますことから、これらに関する事項を基本方針において定めることといたしております。
また、外客来訪促進計画につきましては、現行のものが、いわゆる観光ルートの設定とそれを海外へ発信するというようなそういうことに重点を置いたものでありましたけれども、海外の情報発信などは都道府県単位の対応では発信力が弱いということなどに鑑みまして、各地域の連携を確保した地域ブロックごとの広域な単位での周遊観光の促進や海外への情報発信を行うため、基本方針に掲げた三つの事項をこの計画にも定めることといたしているところでございます。
これらの改正によりまして、先ほど申し上げましたいろいろな課題に対しまして、広域的な観光地域づくりを戦略的に促進することが可能になるというふうに考えているところでございます。