福田昭夫の発言 (内閣委員会農林水産委員会連合審査会)
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○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。各国はちゃんとみんな情報を公開しているんじゃないですか。余りにも、いいですか、余りにも発効しない、TPP協定、12協定そのものが発効しないと、土台が崩れちゃうんですよ。
これは要するにこじつけで、取り込むという協定になっているけれども、そのことについてはあくまでも政府間が決めたことであって、それぞれの国、日本の国民も含めて、十一カ国の国民にしっかりと説明して、それぞれの国会でしっかり議論をしてということ、ないじゃないですか。それこそ、今の話のように、外交交渉だから秘密だ、話はできないということでみんなやっているわけでしょう。こんなことが自由な貿易協定とは言えないじゃないですか。
ですから、これは全く最初から、私は、TPP11協定をやるんだったら、12協定をほごにして、取り下げて、11協定を最初からやり直すべきだということを申し上げておきたいと思います。
時間がなくなりましたので、次の方へ行きますが、TPP及びTPP11の問題点についてでありますが、一つ目から五つ目は全部まとめて聞きますが、時間の関係で、提案だけしておきます。
TPP11が米国抜きの協定ならば、農林水産品の大幅な譲歩は撤回すべきではないか。それから、TPP交渉の別枠で、米国から米の輸入枠を撤回すべきではないか。この間のお答えでは何か慎重に対応するという話でしたが、きのう担当者とヒアリングをしたらば、WTO枠の六万実トン、それから国別枠の七万実トン、これも撤回したい、こう言っておりました。この間の局長の答弁は全くうそでした。
それから、三つ目でありますが、三つ目は、TPP11でTPP枠やセーフガード水準を維持するのは、国益に反するんじゃないですか。やはり、米国抜きでは、輸入分を差し引くべきじゃないですか。
それから、四つ目ですね。TPP11で、乳製品のTPP枠、これも削減すべきではないですか。米国分を減らせばTPP枠は約三割削減できると言われております。
それから、五つ目。TPP11で牛肉セーフガード発動基準を引き下げるべきではないか。これも、米国分を減らせば、発動基準は約四割引き下げられる、こう言われております。これは指摘だけしておきたいと思います。
六つ目でありますが、P4の大原則、十年後関税ゼロ、非関税障壁撤廃の貫徹された協定であります。先日の五月十日の澁谷政府参考人の答弁によると、関税は全て撤廃するということですから、関税には聖域はないということであります。そうすると、TPP及びTPP11協定は、国会の衆参決議に違反するのはもちろん、自民党も公約違反となります。
自民党は、聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉には参加は反対しますと、国民に約束しているではありませんか。安倍総理がオバマ大統領と、いかにも聖域があるような思わせぶりの文書を取り交わして、交渉に参加したわけであります。
協定の当初は関税が残りました、確かに、重要五品目も含めて。しかし、三年後の見直し、そして七年後の再協議で、十年後には関税が完全にゼロになる仕組みじゃないですか。P4の大原則が仕組まれている。
したがって、これは、それこそNAFTAと同じように、二十年後の日本の農村地帯、地方、これはめちゃくちゃになりますよ。とんでもない協定を、しかも公約違反でやっているということです。これだけでも安倍内閣は辞職に値する、私はそう思います。
こんな、国民をだまし、安倍内閣は、五年たって、いかにペテン内閣かというのがよくわかってきたんですけれども、TPPでも、まさにうそつき内閣ということです。公約違反内閣だということです。ですから、全くとんでもない、私はそう思います。
そこで、七つ目でありますが、TPP及びTPP11協定並びに関連法案をぜひ撤回することを実は提案したいと思いますが、両大臣のお考えをお聞きしたいと思います。