安藤裕の発言 (文部科学委員会)
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○安藤(裕)委員 自民党の安藤裕でございます。
本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
きょうは、大きく、日本の科学技術についてと、それから高大接続について御質問をしたいと思いますけれども、まず、皆様のお手元に、きょう、資料を配付しております。
「日本の科学研究力の現状と課題」の抜粋ということで、これは文部科学省の科学技術・学術政策研究所が出しているものでございますけれども、これをぱらぱらっと見ていただくと、例えば一枚めくって、一—三のところ、「日本の論文数 伸び率の状況」というところがありますが、日本は量的指標で、二〇〇一年—二〇〇三年と二〇一一年—二〇一三年を比べて、ほぼほぼ横ばいであります。ほかの国は軒並み伸びています。中国は別格としても、ドイツにしてもイギリスにしても三〇%台で量的な数が伸びているのに、日本だけは三%である。
次の、右上の一—四「日本の論文数、注目度の高い論文数の状況(分野別)」を見てみても、軒並み順位を下げているわけですね。かつては二位にあったわけですから、二位を一位にするというのは大変だと思いますけれども、立場をキープをしているのがなくて、軒並み順位を下げているというのが日本の科学の現状であります。
そして、もう一枚めくってもらって、四—一あるいは四—二というところには「日本の部門別論文生産構造」というものが出ておりますけれども、これも途中まではずっと右肩上がりで上がっていきますけれども、二〇〇〇年あたりからは横ばいということになっているわけですね。
この状況で科学技術立国としてこれからもやっていけるのかといったら、これは相当危機的な状況にある、我々は相当危機感を持たなくてはいけないというふうに思っております。
その中で、まずお聞きをしたいのは、もう一枚おめくりをいただきまして、五—四「若手研究者の状況についての認識」というところがございます。「過去十年で、若手研究者の雇用形態が大きく変化しているとの認識が示されている。」二〇〇五年ごろと比べた若手研究者の変化についての認識でありますけれども、みんな共通をしているのでは、任期なしの若手研究者の数は減っていると皆さんが認識をしております。そして、ふえているのは、外部資金で雇用されている任期つきの若手研究者の数、これはふえているけれども、しかし、これを見ると、認識としては任期なしの若手研究者の数はもう圧倒的に減っているというふうにこの資料からは読み取れるわけですね。
このことについての文部科学省の今の認識をお伺いしたいと思います。