岡本充功の発言 (本会議)
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○岡本充功君 先ほど総理から答弁をいただきました点につきまして、再質問をさせていただきます。
私から質問をさせていただきましたのは、大手企業の賃上げをする、賃上げをしたその成果、GDPがふえたんだ、こうおっしゃるこの成果がどのようにして貧困世帯に波及をするのかということを具体的に説明をしてくれと言っているわけであります。
特に、トリクルダウンという考え方を否定をするのかどうか、ここが重要です。富める者がまず富んでから、みんな口をあけて待っていてくれ、やがてあなたのところにも来るから待っていてくれ、こういう話ではなくて、皆さんにどのように届くのでしょうか。
均てん理論とも言われていますこのトリクルダウン、OECDの実証検証では、格差の拡大は経済成長を大幅に抑制するとも言われています。そういう意味で、この富の波及をトリクルダウン理論でない方法で御説明されるのであれば、それを具体的に説明していただきたい。
二つ目以降は、生活保護制度がどういう制度に波及をするのかということであります。
数こそ答えていただきましたけれども、直接影響が出るこのさまざまな制度にどのような対応をするのか、できる限りその影響が及ばない、これは具体的にどういうことなのかということを聞いています。
間接的に影響が出る制度は四十あると言われました。間接的に影響が出る制度については、税制改正において与党と相談していくという答弁でありましたが、影響が出ないようにしていくのかどうかという最も重要なところが答えてもらっていません。影響が出ないように取り組んでいくのか。先ほどの直接的な制度のところでは、できる限りその影響が及ばない、こういう対応と言ったのに、間接的な影響のところでは、このできる限りその影響が及ばないという言葉すらありませんでした。これについて答弁を求めたいと思います。
最後に、地方にも影響するんです。地方に影響した結果、地域での大きな貧困対策へのばらつきが出ることが想定をされます。これでは、私は、地域によって十分な教育が受けられない子供が出てくるのではないかと本当に危惧しています。
そういう意味で、もしかしたらこの時間も、今春休み、給食がない中、お昼御飯も食べられない子供がいるかもしれないんですよ。そういう子供をつくらないようにするためにも、地方でのばらつきをこの施策ではなくしていくことが重要ではないか。地方にお任せするということではなくて、政府としてどういうイニシアチブをとるのか、明確に御答弁を願いたいと思います。(拍手)
〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇〕