浦野靖人の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○浦野靖人君 日本維新の会の浦野靖人です。(拍手)
 初めに、大阪北部を震源とする地震でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。依然余震の続く中、政府として万全の体制を整え、対策を講じていただきますようお願いを申し上げて、討論に入ります。
 私は、我が党を代表して、本日の議題となりました特定複合観光施設区域整備法案について、賛成の立場から討論いたします。
 特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案は、一昨年の十二月に可決、成立し、それに基づいて統合型リゾート施設の設置に向けて議論を進めてまいりました。統合型リゾート施設に関しては、これまで深く議論が進み、議論が尽くされてきました。
 東京一極集中を打破し、地方の活性化、地方創生を推進するためには、統合型リゾートを活用することによって観光地としての魅力を高め、外国人観光客数をふやし、観光産業を更に成長させるだけでなく、日本の国際的地位を高める効果も期待できることから、地方に魅力ある観光施設をつくることは重要な手段の一つであります。
 この法案が対象とする統合型リゾートはほとんどの先進国に存在しているにもかかわらず、日本では、こうした施設を含めナイトライフが充実していないために、夜間の観光やアミューズメントを好む欧米系の観光客の需要を取り逃がしているとも言われてきました。
 カジノに限らず、日本には、数千人を一堂に集めて国際的な会議等を開催する施設もなく、中国、シンガポール等におくれをとっています。先般行われた米朝首脳会談はシンガポールのリゾート地のホテルで行われ、世界じゅうの注目を集めました。こうした例だけでなく、多くの国々が集まる重要な国際会議を開催できる場所が少ないことは、日本の国際的な地位を低下させることにもなりかねません。
 統合型リゾートで重要な国際会議を開催することができること、開催地に選ばれることこそが、日本は安全な国であるという、世界に向けた強いアピールにつながり、国際的な与信を高めるのではないでしょうか。
 少子高齢化と人口減少が続く中で、我が国が文化的、社会的に成熟した先進国として魅力を高め、世界じゅうからの外国人を魅了するような国づくりを進めることは、成長戦略の重要なかなめであります。統合型リゾートは、その起爆剤として期待されております。カジノから得られた収益を活用し、施設内に併設された魅力ある観光施設を安価で利用できるようにする、そのような視点を持つべきではないでしょうか。
 一方で、IR実施法案に係る世論調査では、国民の間で理解が進んでいない結果が出ており、カジノという言葉への反発や抵抗感もある中、統合型リゾート施設を核とした地方創生計画を国民の理解を得ながら進めるためにも、正しく内容を理解していただくことが必要であり、また、社会的な問題にもなっているギャンブル依存症対策との両輪で進めることによって、健全性を担保することが必要と考えています。
 日本維新の会は、海外の人々をも魅了してやまない日本の持つ魅力を世界に示すためにも、国民の皆様の声に耳を傾けながら、統合型リゾートを核とした健全な地方創生を進めるべきであることを訴えて、私からの賛成討論といたします。(拍手)

発言情報

speech_id: 119605254X03920180619_027

発言者: 浦野靖人

speaker_id: 16246

日付: 2018-06-19

院: 衆議院

会議名: 本会議