浦野靖人の発言 (本会議)

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○浦野靖人君 日本維新の会の浦野靖人です。
 討論に先立ち、このたびの西日本豪雨災害において亡くなられた皆様の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、全ての被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。
 私は、党を代表して、議題となりました公職選挙法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論いたします。(拍手)
 九年連続で人口が減少し、年間の出生率が九十四万人を割り込むなど、急激な人口減少、少子高齢化は進む一方であるにもかかわらず、今回提案されている法案の内容は、人口構造の変化に逆行するかのような参議院定数の六増案です。まさに時代錯誤と言わざるを得ない、お手盛り法案です。しかも、衆参両院で自民党が多数を握っているうちに実現を図ろうとするものです。
 我が党は、身を切る改革、すなわち、国民に負担を求める前に、政治家みずからが身を切る姿勢を示すことが必要であるということを主張してきました。そして、政治家が身を切る姿勢を示すことで、行政機構みずからが行政改革を進めるという機運を促し、行政改革で生まれた財源を国民のために使う、そういう姿勢を政治家みずからが示すことが重要と考えております。
 政治家だけが私腹を肥やしているようでは、行政改革など到底進めることはできません。
 地方は、市町村合併を進めて、地方議員の総定数を五三・三%にまで減らしました。こうした地方の努力をあざ笑うかのような、定数六増を提案するという見識を疑います。断じて許すわけにはまいりません。
 また、本法案では特定枠を提案していますが、これはまさしく拘束名簿式の復活ではないでしょうか。それを特定枠と名前だけ変えて、あたかも新しい制度のように装って法案に盛り込んでくる、これは、こそく以外の何物でもありません。
 参議院の参議院改革協議会では十七回にわたって議論が行われましたが、自民党からは六増案について一切提示されませんでした。それを、通常国会の終了間際になって、いきなり提案、さらに、数の力だけでこの法案を成立させてしまうことは、大きな問題です。国会で過半数を握っているおごりではないでしょうか。
 民主主義に反し、時代錯誤である定数増だけでなく、不透明で、民主的手続を経ない拘束名簿方式を復活させるような提案は、国民の一人としても断じて許すことができません。そのことを強く申し上げて、私の反対討論を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 浦野靖人

speaker_id: 16246

日付: 2018-07-18

院: 衆議院

会議名: 本会議