福井照の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(福井照君) ありがとうございます。
二〇一六年十二月の日ロ首脳会談におきまして、両首脳は、平和条約問題を解決する自らの真摯な決意を表明するとともに、北方四島において双方の法的立場を害することのない形で共同経済活動を実施するための協議を開始することで合意をいたしました。また、その後の共同記者会見において、プーチン大統領自身が、最も重要なのは平和条約の締結であると明確に重ねて述べていると承知をさせていただいております。
共同経済活動の実現に向けた取組を通じて、日ロが共に北方四島の未来像を描き、その中から双方が受入れ可能な解決策を見出していくという未来志向の発想によりまして、北方領土問題の解決、そして平和条約の締結にたどり着くことができるものと考えている次第でございます。
本年六月二十八日、そして二十九日、モスクワにおいて二つの作業部会が開催されました。人の移動の枠組みに関する協議や、ビジネスミッションの実施に向けた調整を含めた五つのプロジェクト候補の具体化に向けた検討が行われたと承知をさせていただいております。
以上、事実関係を踏まえた上で、北方担当大臣といたしましては、一日も早い北方領土問題の解決に向けて、共同経済活動の実現に向けた取組は、四島交流事業や国内世論の盛り上がりとともに、相まって、外交交渉を力強く後押しをするというものと認識をさせていただいております。
政府といたしましては、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、引き続きロシアとの交渉に粘り強く取り組んでいくという考えでございます。