東徹の発言 (議院運営委員会)
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○東徹君 日本維新の会の東徹です。
私は、会派を代表して、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長石井浩郎君の問責決議案について、委員会審査省略要求を可決し、本会議の議題とすることを求めます。
我々、これまで、問責決議案というのは今まで一度も出したこともありません。審議拒否をしたりとか、そしてまた採決を遅らそうとしたりとか、そういった意図で我々は一度もこういった問責決議案を出したことはございません。不信任案を出したことがありません。でも、今回だけはやはり納得できない、理解できない、そういうことで問責決議案を出させていただきました。
参議院選挙制度については、最高裁から一票の較差を是正するための改革が求められ、そのために選挙制度専門委員会で議論が行われてきました。その中で、十七回に及ぶ専門委員会の議論を無視して、自民党は合区対象議員を救済するためだけの党利党略以外の何物でもない法案を提案してきました。
自民党案は、そもそも二〇一〇年の公約では、自ら国会議員の議員定数を三割削減して五百人にするということを国民に約束してきたことを忘れて、今回、今どこの都道府県でもそしてまた政令市でも議員定数を削減し、そしてまた衆議院でも議員定数を削減していく中で、逆に定数を六も増やそうとする、そして、一票の較差も三倍以内にしか是正されず、その意味でも抜本的な改革になっておりません。
今回の自民党の定数六増法案、これはもう党利党略、私利私欲、党内の不満をただただ抑えるためだけの制度改正となっており、国会議員の身分保障をする、そして保身政治そのものであります。
これに対して、本来であるならば、参議院を代表し、中立の立場から職務に当たるはずの伊達議長は、それぞれの会派の意見をしっかりと聞いて、そして合意形成を図っていく、そういった努力もせず、職責を放棄いたしました。私は、このこと自体も議長の不信任に値すると考えております。
そして、選挙制度は民主主義のルールを定める大変重要なものであります。公平公正であることが求められます。多数派が数の力によって自分に有利なものにすることは許されず、少数会派の意見も聞いた上で、できるだけ多くの会派が合意できるよう、十分議論して調整する努力が求められるはずです。にもかかわらず、今回、数の横暴でもってやろうとしております。
七月五日の議院運営委員会でも申し上げました。今、確かに自民党が過半数を持っているというからこれだけ横暴なやり方ができるかもしれませんが、過半数が割ったときには、これまた必ず今回のやり方があしき前例となってしまうということを申し上げておきたいと思います。こういう方法で、選挙制度を一党だけの考え方で変えることができるという今回のやり方、これがあしき前例になってしまう。これは是非、公明党さんにも私はこのことを是非理解していただきたいと思います。
七月五日の議院運営委員会で倫選特に法案が付託されました。与党の議運理事からも維新も対案を出せというふうに言われましたので、金曜日に対案を出させていただきました。そして、月曜日になっていきなり公明党の案と日本維新の会の案を採決させてくれと。そんな、そんなことは理屈も通らないし理解もできないとさんざん申し上げさせていただきました。国対の方にも国対以外にも、いろんなありとあらゆるところに言わせていただきました。にもかかわらず、月曜日に委員長の方から採決をする、そんなことは認められるはずがありません。
なぜ公明党と日本維新の会の案だけを採決するんですか。そんなことは理解できないということで我々はそのとき退席をさせていただきましたので、公明党さんの案だけを採決するということになりました。
結局、こんなやり方は理解は全くできないわけでありまして、決して石井委員長一人の責任ではないと思いますが、今回は石井委員長の問責を出さざるを得ないということであります。
選挙制度を議論する以上、より公平公正で中立であるべき石井委員長、そしてその運営に関わる皆さん方にも、是非ともこれは反省をしていただきたいと思います。
本問責決議案について本会議で審査が行われるよう強く要請して、意見表明といたします。
ありがとうございました。