江崎孝の発言 (議院運営委員会)

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○江崎孝君 ただいま自民党の古賀理事から出されました議事日程の動議に対しまして、会派を代表し、断固反対の意見の表明を行います。
 昨日夕刻に、内閣委員会のIR整備法案、いわゆるカジノ法案の採決は、審議の継続を求める複数の会派の存在を無視して行われた強行的、いや、強行採決であり、満身の怒りをもって抗議するものです。
 その上で、カジノ法案の審議については全く不十分であり、委員会に差し戻すべきであると強く申し上げます。
 国民の大多数がカジノ法案の成立は急ぐ必要がないとしているのは、国民の納得のいく説明が政府からなされるように十分に審議を取るべきだとの意思表示だと考えます。刑法の賭博開張罪との整合性、特定貸付業務の限度額設定の問題、入場回数制限と依存症対策の問題などなど、細かなことは法成立後に出される三百三十一もの政令に委ねられているため、法案審議では確認できないものでありました。数え上げれば切りがないほどの論点について、これまでの政府の答弁では、疑問は深まっても理解が深まることはないと指摘せざるを得ません。
 カジノ法案の委員会審査にも手続的に瑕疵があると言えます。
 法案の問題点を隠すかのように、国民が不安を感じているカジノ法案を単に時間が経過したからとの理由で採決に踏み切った与党の横暴は断じて認めることはできません。拙速な法案の成立に反対する国民の声を聞かず、本会議において採決することは、国民の不安を払拭する努力を怠ることにつながり、国民の負託を受けている本院の権威をおとしめることになると指摘いたします。
 IR整備法案は委員会に差し戻して徹底した審議を続けるべきものであって、この本会議において採決を行うことは断じて認めることができないと強く申し上げ、私の意見表明とさせていただきます。

発言情報

speech_id: 119614024X04320180720_012

発言者: 江崎孝

speaker_id: 2258

日付: 2018-07-20

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会