渡邉美樹の発言 (経済産業委員会)
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○渡邉美樹君 今のお答えですと、二〇二一年から二〇二四年まで、今の私の言葉で言えば帳尻合わせのような数字になっておりまして、二〇二六年にはまた戻っているというところが理解できないというのは正直な感想です。
日銀の動向が金利に対して大きな影響を与えるわけですが、今日は日銀にも質問をさせていただきたいと思っております。
私は、この異次元の金融緩和の継続においても強い疑念を持っております。金融緩和は見直すべきではないかと。五年のこの経験で、幾らお金をつぎ込んでも物価の上昇はエネルギー価格の影響を除くとほぼゼロであるというこの現実を真っ正面から見るべきではないかと、そう考えております。
実際に、日銀の営業毎旬報告によりますと、現時点の最新情報である三月十日現在、日銀は四百五十四兆円の国債を保有しております。これは、十年前の二〇〇八年三月時点の六十九兆円の約七倍であります。同様に、日銀の当座預金は三月十日現在三百六十五兆円で、十年前の約五十倍という数字になっております。資料二を見ていただくと分かるんですが、まさにこの数字は異次元の金融緩和であり、そして本当にバズーカそのものだと思っております。
ただ、今現在の状況から考えますと、市場に流通する国債の四〇%以上を日銀が持っていること、また二〇一七年の国債発行の七五%以上を日銀が購入しているという実質財政ファイナンスの状況の中において、もしこの買手がいなくなれば、七五%を物を買う需要と供給で考えれば、需要がなくなれば一気に価格は落ちる、つまり国債の金利は上がるという、非常に実は危険な状態にあるんではないかなと考えております。
その隣にありますのは、これは日銀のバランスシートですが、国債の分がもちろん当座預金に向き合っているわけでありまして、この当座預金の金利が上がることによって今度は日銀が破産するということも決してそんなに大きな間違いではない状況になるわけでありまして、もちろん国債は徐々に徐々に買っていかないという、どういうことで出口を考えていらっしゃるのか。出口戦略はまだ早いということなんですが、私も世界の投資家と話をしておりますが、もう日銀は本当に追い詰められていると。
私は、円の信用を守るためにも、最悪のケースでも大丈夫ですよというそのケーススタディーというか、ケースを見せるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。日銀に直接お聞きしたいと思います。