世耕弘成の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(世耕弘成君) 今回の通商拡大法二百三十二条に基づいて安全保障を理由とする広範な貿易制限措置、こういったものは世界市場を混乱をさせて、そしてWTOのルールに基づいた多角的貿易体制にも悪影響を及ぼしかねないものだというふうに思っておりまして、極めて遺憾であります。
 特に、同盟国である日本からの鉄鋼やアルミの輸入がアメリカの安全保障に悪影響を与えるなんということは、もうほとんどというか、全く考えられないわけでありまして、それどころか、日本からの鉄鋼の輸出というのは、アメリカの製造業に非常に質の高い鉄鋼製品として、アルミ製品として活用されているわけでありまして、まさに米国の産業や雇用にも多大な貢献をしているわけでありますので、関税の引上げの対象から当然除外されるべきだというふうに考えておりまして、私の方からも今粘り強く働きかけているところであります。
 こういったことに対してまた各国が対抗措置を行う、またそれに対してアメリカが対抗措置を行うというような、まさに対抗措置のエスカレーションというような状況になってしまいますと、これはどの国の利益にもならないというふうに考えております。
 日本としては、ともかくこの通商拡大法二百三十二条についての対象からの除外を引き続きアメリカに対して粘り強く働きかけていくとともに、他国に対してはやはりWTOのルールにのっとった対応が重要であるということをしっかりと働きかけていきたいというふうに考えています。

発言情報

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発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2018-04-05

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会