世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、アメリカのGAFAと言われる、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、こういった会社は、まさにユーザーのデータをどんどんどんどん集めてビッグデータにして、そして更に彼らのサービスの品質を高めていっている。
私も最近、スマートスピーカー、この四社の中のある一社のを自宅に入れています。ある意味、便利で面白いんですけれども、一方で、多分、私の音声データとか日本語の発音の特徴とか、そういったものがどんどんどんどん向こう側に蓄積をされているんだろうなと思うと、ややぞっとするところもあるわけであります。
はっきり言ってBツーCですね。だから、事業者側と消費者側を結んで出てくるデータのプラットホームというのは、残念ながら、ちょっと日本はもう出遅れてしまったというふうに思っています。
ただ、このGAFAと言われているようなアメリカの巨大企業でもまだ手が付いていないのがまさにBツーBのデータ、事業者同士のデータのやり取りというのは、これは誰もまだプラットホームをつくって握るということになっていないわけであります。コネクテッドインダストリーズの考え方は、まさにBツーBのビッグデータはやっぱりしっかり日本で押さえていこうという考えに立って構想をさせていただいています。そして、日本らしく、アメリカみたいに何か一社の会社がどんとそれを押さえて支配力を行使するというよりは、もっとみんなで協調して、ビッグデータをお互い共有物として活用していくということが重要ではないかというふうに考えております。
例えば、今御指摘の自動運転の分野では、もう既に自動車メーカー始め関連産業が結集をして、例えば地図データの整備については、もう各社でばらばらでやるんじゃなくて、みんなで一緒にやっていこう、協調領域としてそこを位置付けて進んでいこうということになっています。自動車の走行データという意味でいえば、グーグルが幾ら一社で頑張って走っても、日本の自動車メーカーがもし全部センサーとかデータのフォーマットを共通化して全て走っている車のデータをみんなで共有となったら、これはもうグーグルが集められる走行データをはるかに上回るものを集めることができるわけでありまして、そういったことを、まあプラットホームと呼ぶのがいいのかどうか分かりませんけれども、協調領域として構築をしていくということが非常に重要だと思っています。
今国会、またこの委員会でも御審議をいただく生産性向上特別措置法案においても、こういうまさにデータ共有、連携の取組をしっかり認定をして、国として支援をしていくというような制度の創設も盛り込んでいるところであります。