片山さつきの発言 (決算委員会)
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○片山さつき君 この国連軍の旗が我が国の横田を始め基地に立っている、オーストラリアの方も含めて武官が、私は二回、予算で防衛省に関与しておりますので、伺ってお話ししたこともありますが、そういうことを国民の皆さん御存じない方が多いんですが、ある意味で我々は後方司令部を置いている国でございますから、そういったこともきちっと立場として主張した上でお願いしたい。
なぜかと申しますと、一九五〇年当時の国務長官、アメリカの国務長官はアチソンさんという方で、アチソン・ラインというものが引かれたことがあります。これは朝鮮半島の東側です。仮に、この今、金委員長が一瞬おっしゃったのかな、終戦そして不可侵が担保されれば核は必要ないと。そこにおいてIAEAの査察も徹底的に受け入れるということになった暁には、朝鮮半島の非核化ということの中で、二〇二〇年末までに在韓米軍の撤退、更なる縮小ということが当然想定的にはあり得るわけでございますね。
今まだ韓国軍の作戦統制権は有事のときには米国にありますが、そういう状態になったら当然韓国に返還されると。文在寅大統領は前からそういう主張の論者でいらっしゃいますが、仮にそういうことになると、結局、我が国は防衛ラインの最前線に置かれることになる。これは我が国がよって立つ安全保障上の環境の大きな変化になるんです。
そして、今、防衛大臣、中期防、防衛大綱を見直すということで党の方でも議論を始めていますが、ここまでの急展開までは予想していなかったわけですから、こういったことを考えると、デタントが起きたというよりは、我が国においては、新たな安全保障上のフォーメーションをきちっと考えて、より実効性のある防衛力の整備、そういった計画をしていかないといけないことになる。つまり、既存の発想にとらわれている場合ではないということがあると思いますが、防衛大臣として、この状況、新たな状況を踏まえて、中期防、防衛大綱に取り組む御所感をお願いしたいと思います。