奥田知志の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(奥田知志君) 私は、本当に難しいこれからのことだと。元々、その社会的孤立というのをどう捉えるかということ自体から始めなきゃならないというのが先ほども言いましたとおりです。
でも、その上で、実際、ホームレスから始まった様々な現場でいうと、一つは、もう当たり前のことなんですが、生活が安定、安心するという、これをちゃんとやらないと、これ、社会的孤立が今問題だと私は繰り返し言いましたけれども、あくまでも、経済的困窮と社会的孤立という、これセットですから、何かぼろは着てても心の錦みたいな世界を描こうとしているわけではなくて、これはあくまでセットであると。だから、生活の安定がやはり対になっていないといけませんというのが、まあこれは生活保護の問題も含めてそうです。
もう一つは、今、勝部さんおっしゃったように、やはり助ける側と助けられる側の固定化が一番まずかったですね、これは。助けている人はいつも機嫌よくやっているんですけど、助けられている人はいつも謝らされている、済みませんと言わされている。ここに、やはり役割とか自分の社会的意義みたいなものをどうするか。やっぱり、自尊感情とともに自己有用感ということをどう仕組みに変えるかということが非常に大事だったですね。
あと、私は、社会的孤立を専門職とか、三番目の問題としては人の問題そのもので、ただ、私は何かその孤独担当大臣の話もニュースで聞いてびっくりしたんですが、今後、この社会的孤立に対するアプローチができる人材の育成、これも必要だと思います。けど、まあちょっと語弊のある言い方ですけど、私は、最終的には質より量だというのが現場の感覚です。何か物すごい専門職を一人養成するよりか、細い線でいいから何百本の線をつなげていくということが実は大事で、そこの中で人というのは実は何げない日常を暮らしていくわけです。だから、問題解決においては高度な専門職が必要でしょうけど、一方で、社会的孤立に関しては、まあ語弊がありますが、質より量だとこの頃ちょっと恐れず言うようにしておりまして、専門職からは嫌がられているということであります。
以上です。