保坂修司の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(保坂修司君) 御質問、どうもありがとうございます。
   〔理事渡辺猛之君退席、会長着席〕
 私のプレゼンの中においては余り具体的な話は時間の関係もありまして出せませんでしたけれども、結論だけ言いますと、まず重要なのは、やはり中東依存あるいは化石燃料への依存度を下げることは重要ですが、その一方で、中東における日本のプレゼンスを下げてしまうのは極めて危険であり、逆効果であるということになろうと思います。つまり、日本がこの地域に深くインボルブされることによって、それを逆に中東地域あるいは域内の安定性につなげていく必要がある、そのためには何をすべきかということになるんだと思います。
 もちろん、各様々な形での紛争あるいは対テロ戦争も含めまして、日本ができ得るものというのは限られているのではないかと思います。御承知の、まあ釈迦に説法でございますけれども、自衛隊の海外派兵の問題も含めまして、日本が政治的にできる問題というのはそれほど大きくはないと思います。ただ、日本がこの地域で比較的、よく我々は白い手というふうに言うんですけれども、中東においては非常に高く評価されている、友好国が非常に多いという点を生かすことによって何らかの形で仲介の役割を果たせるというふうには考えております。
 もう一つ、これもお話の中で触れさせていただきましたけれども、日本が化石燃料に依存しているのと同じように、中東、特に湾岸産油国も化石燃料に依存しておりますので、その依存を下げるための努力を日本が協力していくという点がやはり非常に今後は重要になっていくんではないかと思います。
 その意味でいいますと、サウジアラビアとの間で結んだ日・サウジアラビア・ビジョン二〇三〇、これはある意味、今後の中東との関係を予言するような、新しい、しかもより深い試みになっていくんではないかというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 保坂修司

speaker_id: 32973

日付: 2018-02-07

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会