保坂修司の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(保坂修司君) 御質問ありがとうございます。
 今御指摘にありましたとおり、ロシアの役割はここ数年の間だけでも極めて大きくなっております。特に、ロシアがシリアにおいてアサド政権を支援する、あるいはイランを支援するということによって、中東の安全保障あるいは紛争の多くが形を変えているわけでございます。その意味でいえば、ロシアは今現在中東において最も得をしている国の一つであろうというふうに私自身は考えております。
 ただ、日本がこのロシア、新しい役割で、どういった形で付き合っていくべきかという問題に関しましては、非常に難しいところがあるんではないかと思います。
 まず一つは、もちろん安全保障、エネルギー安全保障の視点から見れば、ロシア自身がエネルギーを持っているということで、エネルギーを媒介にした日本とロシアの関係を含めた形で、それをそのまま中東に持っていくことは、これはできないということになります。
 というのは、シリアの問題にしろあるいはイランの問題にしろ、必ずしも日本の外交政策と利害が一致しているわけではございませんので、その点は、やはりロシアの役割というのは、どちらかというと抑制、日本から見ると抑制的にならざるを得ないのかなと。ただ、仮にロシアとうまい具合に利害を一致させることができるとするならば、恐らく中東の様々な問題はよりポジティブな方向で変化していくんではないかというふうにも考えております。

発言情報

speech_id: 119614396X00120180207_025

発言者: 保坂修司

speaker_id: 32973

日付: 2018-02-07

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会