保坂修司の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(保坂修司君) 御質問ありがとうございます。もしかしたら、OPECに関しましては芳川参考人の方が詳しいかもしれませんけれども。
確かに、今おっしゃられたとおり、OPECの力というのはやはり大分落ちてきているというふうに思っております。ただ実際に、今、例えば中東地域においていろいろ事件が起きたとしても、それが必ずしも石油価格にそのまま反映しているわけではございませんので、全体的に、やはり中東のみならず石油そのものの役割自体が、あるいはOPECの役割自体がほかの要素にかなり影響を受けているのではないかという感じがしております。
OPEC自身もここのところ様々な動きを示しておりまして、例えばロシアとの協調ですね、それによって実際減産合意を得たわけですので、恐らく今後は、非OPEC諸国との共闘であったりとかそういったところも進んでいくことによって油価を安定的にしていこうという思惑は恐らく今後は持ち続けていくのではないかと思っております。
また、非常に重要なポイントとして、OAPECという別の概念がございます。これはアラブ石油輸出国機構という概念でして、実は、第一次石油危機のときにはここが根源だったわけで、今後もやはり政治的な役割としてはOPECないしはOAPECにも依然として政治的な潜在能力というのはあるというふうには見ておりますが、長期的に見ればやはり下がっていくであろうというふうに思っております。