浦辺徹郎の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(浦辺徹郎君) なかなか難しい質問ですね。
 もちろん、省エネと同時に省資源というのは、もうこれは絶対にやっていかなければいけないことでございます。世界の金属の耐用年数、埋蔵量を年間の生産量で割ったもの、短いものは十年を切っていますし、一番長いのは千年というものもありますけれども、基本的には大体数十年の金属が多いわけですね。まあ数十年たつとなくなるかというと決してそうではなくて、探査活動が続いていきますので、そういうふうなことがずっと一九七〇年代から続いてきています。ところが、二〇〇五年から二〇一四年ぐらいまでの十年間にコモディティープライスが非常に高くなったスーパーサイクルというのがあって、そういうものに対する疑問が発生しているわけですね。
 資源ナショナリズムみたいなのが出てくるということで、それの対策としては、もう本当に省資源、それからリサイクル、そういうふうなものを進めていく、これはもう鉄則でございますけれども、やはりそれは世界でもやっているんだけれども、資源の消費の伸びが止まらないということで、何かカタストロフィックなことが起こるのが困るということで、海底資源がそういうもののバーゲニングパワーになるんではないかということの意味の方が大きいのかなというふうに思っています。
 日本のまだ海底は十分調べられていないんですね。何となく、科学者の人がやって分かっているんではないか、日本には「しんかい六五〇〇」もあるしと思われている方が多いと思うんですけれども、非常にそういう意味での調査はほとんどなされていないので、どれぐらいあるかということは本来でいえば全く分からないと。えいやっと決めたものの数字を先ほどお見せしましたけれども、あれは、陸上でぱっと高いところに登って、この中に銅や金はどれだけあるか言えと言われるのと同じような状況でございます。
 ただ、日本の大陸棚が非常に世界の平均に比べると圧倒的にポテンシャルが高いということだけが分かっているので、それは自分たちの財産にするためにはきちっと調査をする必要がある。その先に日本が救えるようなものがあるかどうかは、これはもうそういう望みを持ってやるしかないと。大変答えになっておりませんけれども。

発言情報

speech_id: 119614396X00120180207_055

発言者: 浦辺徹郎

speaker_id: 8610

日付: 2018-02-07

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会