諸富徹の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(諸富徹君) 大変悩ましい点でございます。私も再生可能エネルギーに非常に、研究を温暖化問題からシフトしたのは、原点はやっぱり福島第一原発事故でありました。ですので、原発をできる限り低減したいという個人的な思いはございます。
 ただ一方で、山添委員御指摘のように、地球温暖化問題、CO2の排出削減というのは非常に大きな課題として日本にございますし、例えばそういう場合にも、やはりドイツを見ますと、原発はゼロというのは着実に実は彼らは進行させておりまして、順次廃炉していっているんですね。しかし、電源構成をやっぱり見ていますと、石炭が減っていないですね。ですので、必要な電力を、じゃ、原発が引いた後、再エネが確かに伸びているんですけど、ちょうど、絵を見ていますと、原発の減った分を再エネが増えて補っている感じですね。なかなか石炭のところが減るところまで今行っていないです。ですので、彼らはCO2を減らしたいんですけど、当面そこに彼らのジレンマがあって、原発は減らしたい、だけどCO2も減らしたいけどCO2が難しいので後回しになっているというのがドイツの置かれた状況であります。
 ですので、我々、その二律背反というか、原発を低減しながら、でもCO2も減らすにはどうするかというかなり大きなジレンマに入っていきますので、何を時間軸で見て優先順位としていくかをやっぱり決めていかなきゃいけないなという気がいたします。

発言情報

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発言者: 諸富徹

speaker_id: 14599

日付: 2018-02-14

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会