難波奨二の発言 (政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)
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○難波奨二君 先ほども述べましたように、総定数を増加させることなく選挙区間における議員一人当たりの人口の較差の縮小を図るため、最も議員一人当たりの人口が少ない福井県とその隣県で人口の最も少ない石川県を区域とする選挙区を新たに設けることとともに、最も一票の較差が大きい埼玉選挙区を二人増加し八人とすることとしたものでございます。これにより、参議院議員の総定数二百四十二人や選挙区選挙の全体の定数でございます百四十六人を維持したまま、選挙区間の最大較差を山梨県と宮城県の間の二・八一六倍に縮小することができます。
参議院では、議長の下に設置されました参議院改革協議会の選挙制度に関する専門委員会で十七回にわたりまして協議を行われてきたところでございますが、なお各会派の意見の隔たりは大きいものがございまして、そうした中で報告書が提出されたところでございます。その後、参議院改革協議会等におきまして協議が行われたわけでございますが、各会派間での考えというのは大きな隔たりがございまして、合意が得られない中、議長から、各会派で法律案を提出して審議するようとの発言がありまして、今回各党の案が提出されたところでございます。
しかし、定数増が提案されている自民党案では国民の理解を得ることは困難と重ねて申し上げるとともに、国会の会期末が迫る中で、現行制度の枠組みの下で定数を維持した本改正案の提出に至ったところでございます。
この間も御発言がございましたけれども、二〇一五年の公選法改正の附則第七条では、二〇一九年の参院選に向け、参議院の在り方を踏まえ、抜本的な見直しに向け必ず結論を得ると明記されているところでございまして、次々回の改正におきまして、国民の負託に応え得る制度改正を本院における各党各派の責務として取り組むことが重要というふうに考えておるところでございます。