小川勝也の発言 (農林水産委員会)
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○小川勝也君 決まりやルールがあることは百も承知でございます。しかし、農地整備、特に水の利用や排水に係る工事を発注する者は極めて限られておりますし、受注できる業者も限られておりますので、だからこそ、より神経質に取り組まなければならないということは言うまでもないことだというふうに思います。後刻お調べいただいて、可能なものは情報提供いただければ有り難いと思っています。
衆議院から参議院にこの法案が送られてまいりますときに、日本農業新聞に、今も議論の対象になりました支給対象四万人が不明になっているということが大変大きな話題となりました。私のところにも関係団体の役員の方がお見えになられまして、大変衝撃を受けているけれども、様々な事情があるんだという話を説明をされました。後ほど時間があればいろんな議論をさせていただきますけれども、時が変われば事情もいろいろ変わるんだなということを改めて、私もよわい五十四歳になったものですから、昔を思い出させていただいているところであります。
この一時金の支給対象の中には、短期間当該事業所にお勤めになって、すぐ結婚等で退職された方を多数含んでいるんだというお話であります。私も北海道の農村の出身でありますので、いわゆるところの高校を卒業して就職する場所が役場と農協と信金しかないんですね。恥ずかしながら、今言うと本当に怒られますけれども、女子は短期間働いてすぐ嫁に行けという社会だったというふうに記憶をしております。私の姉も十八歳で役場に勤めて、三年間役場で勤めて、いわゆる役場内で結婚し退職をしています。
農協の組合長は、さらに明言をされておられました。農協に入る職員は、必ず農家に嫁に行けと、そして、早く行けと。早く行かないと次に地元の子が農協に入れないんだ。これは、漁協さんも推して知るべしだと思いますし、ですから、短期間お勤めをして、今回の一時金の受給対象者になっているにもかかわらず、今は都会や別のところでお暮らしになって、田名部さんが言われましたように姓が変わっている方がたくさん存在しているわけであります。
ですので、農協にポスターを貼ったらどうかとか、いわゆる農協のホームページに貼付けをしたらどうかという、いろんな議論がありますけれども、いわゆる農村や漁村にとどまらない対象者ということでありまして、大変な労力が必要だろうというふうに思っています。
それから、先ほども議論がありましたけれども、こういう新聞の見出しにもなりましたので、最後の一人まで捜し当てて一時金をお渡しするんだというふうに努力をしているという姿を見せることも大事だと思いますし、そのことを農林水産省も後押しするんだという姿勢も大事なんだというふうに思います。
先ほど御紹介をさせていただきました役員の方々も、しっかりその努力は自前でやりたいというふうにおっしゃっておりましたけれども、農林水産省の立場も改めてお伺いをしたいというふうに思います。